今までに見たライブでベスト10を選べ!と言われたら、相当苦悶するだろうが
SPARKS@京大西部講堂、2006
は絶対に外さないだろう。
今日は2004のストックホルムでのライブをDVD鑑賞。"Lil' Beethoven"発売ツアーのショウで、これの2006"Hello Young Lovers"版ストックホルム公演を岸野雄一さんが観て「呼ぼう」と孤軍奮闘されて来日公演に繋がったのが2006の西部講堂ライブである。
新譜の曲を映像(バックスクリーンに投影)付きで演奏する第一部、キモノ/プロパガンダ/No.1・イン・ヘヴンなど各時代のグレテスト・ヒッツを演奏する第二部、という2006年公演の基本形は2004の公演でも出来上がっていて、このDVDを観て西部での素晴らしかったライブを想い返すことができる。
とにかく素晴らしいエンターテインメント!彼らの音楽はどうもヨーロッパの香りがする。若いときに聴き始めた頃はずっと英国人だと思い込んでいたが、実はLA出身。弟のラッセルは踊りながら唄い続けるが、西部でかぶりつきで見たときは結構息が上がっていた(苦笑)。あとでPA関係者に聞いたところでは、ギタリストのアンプは客席に向かって後ろ向けにセッティングされていて、それはラッセルの声量が足りずギターアンプが前に向いているとモニターが難しかったからだそうな。
ラッセルは今年で57歳。ロンは60過ぎだが、まだまだ現役である。あやかりたいものだ。

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