翌朝、といっても7月26日(日)のことなんですが・・・(1ヶ月も前かぁ)
7時8分玉造温泉発の普通電車に乗るために、タクシーに乗って駅に向かいます。
せめて6時半くらいから朝食を用意していただけると助かるのですが、朝食抜きで、しかも送迎時間前ということで駅までタクシーということに。
まあ朝食抜きの分だけ宿泊料金は安いのですが。(夕食は豚しゃぶ会席で朝食抜き、休前日で1万1千円ほど)
宍道湖の湖畔を走る列車は、右側の席に座ることをお勧めします。
大学時代に、ここを訪れた際には対岸の一畑電鉄に乗ってしまいましたので、これで山陰本線をほぼ制覇することになります。
出雲市で降りて一畑電鉄に乗ります。

懐かしい感じの電車ですねえ。
途中、川跡(かわと)で乗り換え。

ここでは、松江温泉に向かうのと、出雲市へ向かうのと、出雲大社に向かうのと3本が並びます。
真ん中のはペイントアートの施された車両ですが、ゆっくり撮る時間なし。
出雲大社前へ向かいます。
で、出雲大社。

我が家はムービーと併用するので、所々スナップは一足飛びに飛びます。
出雲大社は現在、御本殿の平成の大遷宮が進んでおります関係で近代的な素屋根に囲われております。
ちょうど檜皮葺(ひわだぶき)の大屋根特別拝観にあたり、千載一遇のチャンスとばかりに当日受付の手続きをして拝観させていただきました。
本当は、日曜日でもあり、きっと大変な賑わいだろうと思って大屋根拝観は日程に入れずに日御碕の灯台を予定していたのですが変更です。
これが伊勢神宮だったら身動きできないぐらいの混みようなんでしょうが、山陰のいいところですねえ。拍子抜けするぐらいに、すいていましたから。
当然のことながら混雑緩和のため内部は撮影禁止です。
さて、ここから歩いて向かって見えてきたのは、

旧国鉄の「大社駅」。
出雲大社にふさわしい重厚な建物ですが、侘びしいものがあります。

大学時代に来たときにはここから列車に乗ったのですがねぇ。
D51774が放置に近い状態で置かれています。

運転席へ階段が作られていますが、ロープが張られて入れないようになっています。
当然、もう列車は出ませんのでバスに乗って出雲市駅まで戻ります。
スーパーおき3号に乗って一路、津和野へ。

バスに乗る頃から雨が降り始めましたが、列車で西へ向かうにつれて雨脚が強くなってきます。
すると車内放送から、この先の益田で運転取りやめとのこと。
これがね、はっきりしないのですな。
スーパーおきは特急なので、遅れが見込まれるために運転中止なのか、山口線の全ての列車が取りやめなのか。
私たちはSLやまぐち号に乗りに行くのですよ、実は。
で、車内放送では、山口方面に行く人は浜田駅で降りて高速バスで広島へ出るように薦めます。確かに、益田まで出てしまうとそこからの足は限られてしまいます。まだ浜田の方がマシなのは確か。
しかし、この放送が浜田駅到着のわずか数分前。
そして車内放送は続きます。
「乗車券、特急券をお持ちの方はそのまま高速バスへご乗車いただけます。」
多くの乗客がこの放送で腰を浮かせます。
私たちも急いで浜田駅で降車。
改札に向かうと駅員と先に降りた乗客ともめてます。
つまり、高速バスに乗るには自分で金を払えと駅員はのたまうのですな。
車内放送と全く違う言い分に20人を超える乗客が路頭に迷ったのです。
対応する駅員(名前はチェックしてありますよ)は最初ヘラヘラとした態度だったのですが、詰め寄る客に気おされ司令室と電話で対応、車掌の全くの間違いであったと神妙な態度で陳謝することでようやく収まりました。
車掌は代行バスの扱いになると勘違いしたのですな。
普段はガラガラであろう広島行き高速バスは、満員の客を乗せて一路広島へ。

しかし、浜田駅のチケット売り場では現金のみの扱いとのことで大変な現金出費です。みどりの窓口ならカードで買えるとのことですが、払い戻しの列でどうにもならないことはわかってます。
広島からは新幹線に乗り新山口へ。
新山口駅ではこのように表示。

とりあえず徐行運転の山口線で湯田温泉駅へ。
今日のお泊まりはこれで。
あと一日分続きます。

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