2004/4/14

つぶやき NO.2  はるみのつぶやき

い、嫌な事は顔に出るらしい。その笑顔、嘘。つくり笑いだ。と言われた事もある。最近も、嫌な時は顔に出るから分かる、と言われた。ごまかしているつもりなのに、バレちしもうた。
き、記憶力が良いと言われるけれど、人の名前はなかなか憶えきらん。ヘルパーさんの名前をようやく覚えたところかな。一度、覚えたら忘れんかもしれん。
て、天気が悪いと気分も悪いというけれど、僕の機嫌が良い時は、排尿がスっきりしている証拠である。小便が出ないと新聞を読む気持にもならない。ましてや、水分補給なんてとんでもねぇ。出すもんださんじ、入れらるんもんかへ。
い、いつか見た大分合同新聞に自分で食べられる事が最後の砦として、食器具に型状記憶合金を使っている等の記事を読みながら、俺は、その砦と何年前にオサラバしたことか、生きる事は、そんなに簡単な砦じゃないよ。次々に砦を作らないと人生の終りだよ。人それぞれ、砦の考え方や作り方も違うと思っちみたら、まぁいいか。
る、るんるん退院して、在宅生活も2ヶ月をクリアしている。最低でも1ヶ月は、在宅を維持したいと内心思っていたが、この調子なら半年や1年は在宅を楽しんでから、検査入院の期待に応えてやろうかと思い直している。
よ、横向きになったり、上向きになったり、前開きの服は袖を通しにくくて苦労すると思うのだが、そんなに言われたら試しに着ないわけにもいかねえな。ジャンパーも余程のことがなければ前に掛けるだけで、病衣にあっては、6年余りの入院生活で一度も背中から袖を通してなかったことなんか考えたらよだきいけんど、首(頚椎)んことも考えたら、時間も気にせんじ着る気持になっち来た。じゃぁけんど、これからさき温うなるとTシャツ1枚じようなるけん、前開きんボタンつきん服う着るこたぁねぇち思うけんど、やっちみちゃるかのー。
ろ、論より証拠、生きている喜びを感じることは、いろいろあるけれど、小便がす〜と出る時の快感もその一つに入る。僕の砦の一つかもしれない。
こ、今夜は誰かな、明日は誰かな、と最近ではあまり考えなくても当たるようになった。それもその筈、次に来る日を聞いたり、教えてくれたりするからでもある。
び、病院生活と変わらない思いをするのは、看護師を待つ時である。ヘルパーの誰が来るかは予測出来ても、予測出来ないのが訪問看護師である。でも、ガスが溜っている時や排尿困難で苦しい時は、誰が来るかなんていう気持のゆとりは無くなり、早く来て欲しいと思うばかりである。
に、2週間に一度の往診日は、馬場先生に会えるという楽しみもあるけれども、カニューレ交換とレスピ回路交換をしてもらうことで神経質にもなる。先生が来る前にガス抜きを済ましておかなければと思うし、先生が帰った後から回路の不具合が起きないように願ったりと、この日が最も神経の休まらない一日である。
ひ、一人になりたいと思う時はない?かと問われて、考えてしまった。ゴミ捨てに行く数分でも何も無く早く帰ってこないかと思うのに、一人になるなんち、とんでもねぇ。それよりか二人きりを楽しみてぇ。もともと一人じゃなんもでけんでん、二人じゃったらわりいこつうも、なんちゃって。
と、隣が樫の木なのに行ける時間に制限がある。樫の木が拒否しているのでは無い。在宅介護と移動介護の時間割りによるものらしい。そして、外出には、ガイドヘルパーの資格がいるらしい。何となく外出するのがよだきいなるけんど、寝たきりになっちゃぁもともこもねぇけん、気を切り替えちょるところじゃけんど、なんか、もやもやしちくる。
り、理解に苦しむ福祉と医療の谷間の生活。看護師免許を持っていても、今は、ヘルパー業務しか出来ない。あれもこれも医療行為。耳かきも出来ないと言われた。でも、看護師免許もヘルパー資格も無い薄田さんには、耳かきをしてもらえる。良いのかなぁー。なんかスっきりせんなー、また耳がかゆうなっちきた、誰か噂しよんな。
な、何んとなく自律神経のいたずらのような気もするが、3月になった頃から身体の調子が悪くなった。血液検査の結果は、全てに正常数値だった。
く、9時30分に就寝する習慣だけは続けたいが、一度だけ眠れなくて、ヘルパーさんとクロスワードゲームで徹夜をした。これこそ楽しい我が家。たまには、徹夜もいいなぁ。
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