2005/4/27

はるみのつぶやき Vol.9  はるみのつぶやき

 はるみ之つぶやき9号をようやく出せます。昨年から、数回の入退院を繰り返して不安な1年でした。入院生活よりも我が家の快適さを身にしみて感じた1年でもありました。何といっても僕の帰りを待っていてくれる人が一人や二人ではない、両手両足でも数えきれない。

ウォータトラップ 
 我が家に居ると、ウォータトラップに水の溜まる暇が無い程、何回も捨てる。1日に洗うタオルの量も多いなー。

日替わりおかみさん?それとも日替わり彼女?
 毎日3交代、日替わりのお上さんを楽しんでいる。そして、午前9時と午後3時には、白衣の天使がピンクの衣装で登場する。そんな我輩をうらやましく思う、小舅もやって来る。本当に思考回路の切り替えも少しずつ上達し
ているかな?

地震
 昨年、10月23日に新潟県中越地方で震度7の地震。もしも、震源地に住んでいたらと思うと怖い。レスピは、どうなるだろうか。電気は。などと考えると、食欲も無い。入院患者の人工呼吸器が地震の振動で外れた為に亡くなったらしいが、混乱の中では、アラームも虚しい。
 今年、3月20日には、福岡県西方沖で震度6の地震。大分市でも震度4。レスピに異常が無いことを確認した高山さんと無言で見詰め合った時も揺れていた。

血液型
 訪看さんとヘルパーさんの話が弾んでいる。お互いの事や友達の性格判断をしている。それも、たった4つの血液型にあてはめて楽しんでいる。医学的な根拠は無いと思いつつ、僕は、B型だから、我ままでマイペースと納得している。

ねずみ
 ガス抜きチューブから目を反らしていたら、畳の上を子ネズミが横切った。良く見たら、便汁が流れていた。嬉しくなって、食欲も出てきた。

臨機応変
 飯が少ないときは、バナナでもパンでも食う。子供んころ、米ん飯ん変わりに芋や芋の粉団子を食っていた。中でも、かあちゃんの延べ団子は、美味かった。

火事
 生まれて51年にもなるけど、山火事の煙を見ただけであるから、本当の怖さを知らない。でも、小学校1年の時の消防避難訓練は、本物と思って、泣きながら避難した。怖かった。

親爺
 僕が12才の時に86才で死んだ親父は、世の中で一番怖い存在だったが、その性格を素直に受け継いでいることは、嬉しい。

便所のお返し
 トイレを貸して……。と言われた時に、お返しは何かな?と、意地悪心になった。そんなある日、トイレ芳香剤「ピーチ」の香りが好評だった。最高のお返しをもらった気になった。

負けてないぞ
 便汁と排尿を見て思った。貸してばかりじゃない。自分でも負けずに使っていた。

歯が欠けた
 楽のみをくわえて、引っ張り合い子をしていたら、歯が欠けた。あくびをした時に訪看さんの指に噛み付いたこともあった。楽しいなあ♪

ハクション
 鼻をほじくってもらったら、くしゃみが出た。気持ちいい。でも、口は開いても、くしゃみは、呼気弁から聞こえる。痰が垂れてることもある。

レスピレータ
 ベンチレータをレスピと言うのは、なしかー。ベンチに縮めたら、公園のベンチと間違うけんかもしれん。それよりも、スイッチを入れる前にカニューレに接続するのは、なしかー。スイッチを入れてん、三つ四つ数えんと、空気は、こんけんな。そしち、外すときゃぁ、先いはずしち、スイッチを切っちくれんかのー。もう一個、スイッチのWクリックをせんすなえ。

ホームページとメール
 ホームページには、7年前からの支援会議の記録もある。掲示板では、オープンで楽しい話をしている。でも、メールで二人だけの話も楽しい。

 ホームページ http://purple.ap.teacup.com/harumi/
メールアドレス h.yoshida@m5.dion.ne.jp

おしゃべりノート
 パソコンに文句を打ち込んで、代読させている。遊び心も混ぜて、言葉を楽しめるけれど……、気短な所、手っ取り早い話は、差し棒を口にくわえるに限る。

薬が変わった
 大腸カメラと胃透視検査の結果として、7年余り飲み続けた薬が二つ三つ変わって、夕食後だけの服用になったが、薬の名前まで覚えるに至ってない。そして、朝、昼の薬を飲まないことに不安もあったが、飲んでいた時よりも良さそうにある。それと、下剤が少なくなって、便が少し形を見せている。

エンシュワ
1日でも長く、バラエティーのある食事を楽しみたいと思いながらも、これから先、まともな食事が摂れなくて、エンシュワのような、栄養飲料しか摂れなくなっても、生きている限り、牧3丁目の我が家で、みんなに囲まれて過ごしたい。ベンチレータ装着だけなら、これから、2、30年は、自信もあるけれど、消化機能のことを考えると、不安になる。

編集後記(薄田)
新緑の中に赤や白の花たちが彩りを添え、なんとも味わいのある今日この頃です。今回の「つぶやき」は全編、吉田春美の製作となっています。編集担当は楽ですね。さて、楽ついでに今日の支援会議のレジュメもこの「つぶやき」を代用させてもらうことにしましょう。例によって、薄田は多忙を極めてます。吉田さん、ありがとう。

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