このところの何人かの受験生の日記を拝見し、思うところ感じたことを書き記します。
「桜梅桃李(おうばいとうり)」という言葉をご存知でしょうか?
桜は桜、梅は梅、桃は桃、李は李。
それぞれの良さがあり、その花なりに精一杯咲き、他の花と比べてどうこうなんてこれぽっちも思わない。
自分が自分らしく、美しく素晴らしい花を咲かせる。
それぞれがそれぞれに、ただひたすらに咲いている。
それが大事であるということ、なんですね。
人の考えが自分と全く同じなんてありえないし、違っているのが当たり前だと思います。
サポーターの思いも、人それぞれ。
受験生の思いも、人それぞれ。
それでいいんですよ。
受験生のみんなには、この秋には「自分でなければならない素晴らしい花」を咲かせて欲しいのです。
その部分は、みんな同じ思いだと思います。
ただ、種の撒き方、水のやり方、肥料の与え方は、十人十色です。
だから、みんなが集まった勉強会が面白いのです。
だから、反省会で人の意見や思いを聞くのが楽しいのです。
人をうらやむことなく、自分らしい花、自分でなければならない花を、自分らしく咲かせよう。
力いっぱい・・・そしてあなたらしく。
だからこそ、桜梅桃李。
自分のことを大事にしてくださいね。

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