2005/11/28

七五三の着付を承って  ボストンの思い出

今日は、七五三のセットと着付をさせて頂いた。勿論、千歳飴も神社のお参りも無いのだが、お母様が7才で着られた御着物がご実家には、保管されているそうで、私がBさん宅に電話した時、記念にお着せしましょうという話になった。Bさんのお宅のCちゃんは、満7才で、少しシャイだけど、とても可愛いお嬢さんである。私は楽しみにしていた。

お昼過ぎに、車で迎えに来て頂き、Bさん宅に向った。到着して御着物を見せて頂き、驚いた。本格的な四つ身の振袖、そして帯は、失礼ながら子供さん用には、勿体無い程の本格的な丸帯(舞妓さんが使用するような)だった。また、帯締めや帯揚げ、しごきに至るまで、全てお品が揃っていた。更に保管状態が最高で、新品同様だった。私は「これは日本髪を結うしかない」と、思い立った。

クリックすると元のサイズで表示します 髪を結って前髪をカットし、今から着付。

Cちゃんは、恥ずかしそうだったが、やる気満々で、大人しくしていてくれた。持って来た髪飾り等をアレンジして、何とか日本髪に結い上げた。また、着付する時に至っては、Cちゃん自ら助手をしてくれて、これがまた、よく間に合って助かった。1時間と少しで仕上がった。Cちゃんは、着物がとてもよく似合っていた。何か日本に居るような錯覚をしてしまう程だった。

クリックすると元のサイズで表示します 写真スタジオで。。。代々受け継がれる四つ身(七歳用)の振袖

モールにある写真館へと向った。Cちゃんは、草履では歩きにくいのでとりあえずサンダルを履いていた。Cちゃんの着物姿は、4Fの写真館に着くまでのエレベーター内でも注目の的だった。写真館へ入った。更に注目の的になった。アメリカの写真館が、どんな撮影をしてくれるのか、私にとって大変興味深いものだった。まず、背景にと白い布が降りて来た。デジカメなので修正してくれるのかな?と思いつつ、かなりのラフさに驚いた。飾ってある写真を見ても、表情や雰囲気を重視してある感じだ。カメラマンは女性。その写真館には5人程、カメラマンがいたし、助手も大勢いたが全員女性だった。

担当のカメラマンは、和服姿を撮るのは、初めてらしく、興奮気味でシャッターを押していた。距離が近いのが少し気になったが、背景も黒にしたりして、色々なポーズで撮ってくれていた。暫くしてそのカメラマンから提案があった。「黄色(着物)なので、背景を赤にしたい」と。。Bさんと私は目を見合わせて、「アメリカらしいけど、ちょっと派手過ぎる」とブルーにして貰った。撮り終わったらコンピューターに取り込んで編集し、そこから選択する事になった。Cちゃんも緊張せず表情作りが上手かったが、写真も良い表情で撮影されていた。ただ全身写真になると大伸ばしにした場合、どうしても足か頭が切れてしまった。折角お草履も履いているのだから、「全身写っている写真が良い」と言っていたら、スタジオが空いたら撮り直しをしてくれると言ってくれた。日米問わず、やはりプロだなぁと感心した。Cちゃんは、待ち疲れてしまっていたが、頑張って再度カメラの前に立ってくれた。私は髪と着物を手直しをして、カメラマンに撮影の角度とか指示をした。

クリックすると元のサイズで表示します このようにコンピューターに取り込んで編集してくれる。その中で好きな画像を選ぶシステム。

ボストンでも、日本のような写真が撮れるものだなと感心しながら、プリントされるのを待っていた。すると「写真を飾りたい」と申し出があった。そして肖像権について署名する用紙を持って来られた。「店内ディスプレイ、パンフレット等の印刷物、ウェブサイト、何処まで使っていいのか?」という質問形式になっていた。こういう所は、「さすが、アメリカだ」と思った。出来上がった写真を受け取りBさんのご自宅で夕食を頂いた、お疲れの所、作って頂いて恐縮だったが、全てがとても美味しかった。何はともあれ、主役のCちゃん、お疲れ様でした。そして4ケ月の弟のD君、眠かったのに頑張ったね。私にとって貴重な経験をする事が出来、充実した1日だった。
0



2005/12/1  6:27

投稿者:ほたるさん

☆まこさんへ
こんにちは。コメントありがとうございます。ボストンの美容室事情も大変なようですね。此方に残りたいのは山々ですが、お店には借金が。。なんて、ボストンに来られているだけでも、スタッフのお陰で、今は幸せだと思います。それに此方で美容室…となると、日本人の方だけでなく、アメリカ人の人も対象にして始めないと難しいでしょうね。民族によって毛質も全く違うので、パーマとか、カラーとか、薬剤を使う仕事は、難しい気がします。ヨーロッパにヘアーの方で留学した時も、痛感しました。まだまだ、勉強不足ですね。。

2005/12/1  5:08

投稿者:楽貧まこさん

思い出作りの素敵なお手伝いでしたね。このままボストンに残られて、たくさんの方々の思い出作りのお手伝いや、水が硬質のせいか髪の悩みに困る多くの方たちのアドバイスをしてあげられたらいいと思うのですがねぇ、、、。ほたるさんならきっとできると思うのですよ。成功間違いなしです。あ、でも彼がいずれ帰国するならわずかの間だけの仕事になってしまうか、、、もったいないような気がしますが仕方がありませんね。

http://rakubin.exblog.jp/

2005/11/30  15:17

投稿者:ほたるさん

☆JUNさんへ
コメント、遅れてごめんなさい。
撮影も順調でしたよ。でもそれは御着物をCちゃんが着こなしていたからこそだと、思いました。伝統文化って無くても暮らしていけますが、あると生活に潤いが出ますよね。そういう心のゆとりを持ち続けたいです。


2005/11/30  15:12

投稿者:ほたるさん

☆すぬさんへ
コメント、ありがとうございました。
着物、持って来ておいでなら、是非、着て下さい。私も2月に知り合いのお嬢様がバイオリンリサイタルをされた時、着物で行きました。それからシンフォニーを聴きに行ったり、また、夏にはボストンでも浴衣を着たり、楽しみました。気持ちが豊かになれて良いと思いました。
それから今日、Takiさんに、お会いしました。野球が本当に大好きな方ですね。楽しいお話を聞かせて頂きましたよ。すぬさんにも、次回は是非、お会いしたいです。

2005/11/30  13:22

投稿者:すぬさん

とっても素敵です〜。
Bさんのお宅にとっても、ほたるさんにとっても
素晴らしい経験&思い出 in Bostonですね。
私も着物を着てみたくなりました。
最後に着たのはいつだったかな??
10年前?のいとこの結婚式の時かな〜?



http://gold.ap.teacup.com/sunui/

2005/11/30  13:20

投稿者:ほたるさん

☆みきさんへ
おかえりなさい。と言うのも変ですね。
文中での、細やかな、気配りをありがとうございました。
このBさんは、とてもお気持ちの暖かい方なので、
みきさんの真意をご理解頂けると思いますよ。
和服を着られるとか、良いですねぇ。
LAは日本から近いし、着付してくださる方は、見つけ易いのでは?と、思います。
私も着付をさせて頂いて、「日本の着物っていいなぁ」としみじみ思いました。私も、どんどん機会を作って着たいと思っています。

2005/11/30  12:18

投稿者:みきさん

下で、「ただ衣装を持ってるだけでは..」と書いたのはちょっと不適切な表現でした(汗)。「衣装自体も素晴らしいけど、それだけでなく...」というのが真意です。失礼いたしました。

2005/11/30  7:33

投稿者:みきさん

驚くほど本格的な七五三ですね。でも、ただ衣装を持っているだけではここまでは出来ないですよね。ほたるさんの素晴らしい技術によって、ボストンでもこれだけの七五三ができるということに感心しました。

実は、私も日本帰省中に着物を着たんですよ。お正月にも着物を着るつもりなんですが、自分の着付けはひどいもんですので、プロの方にお願いするつもりです。LAでもほたるさんのような素晴らしい着付師の方が見つかるといいんですが。

http://diary.jp.aol.com/aujzpye6s4d2/168.html

2005/11/30  3:32

投稿者:ほたるさん

☆やままささんへ
いえいえ、最も素朴な疑問だと思いますよ。Cちゃんの一生の記念に
なる日のお手伝いが出来て、光栄です。帰国したら、成人の日も控え
ているので、頑張ります。やままささんには、いつも励まして頂き、
感謝しています。
キティちゃん、着物、似合いますね。我ながら受けました。Cちゃん
もキティちゃんは好きなので、変なモザイクをかけるより気に入って
くれるかな?と思いました。
アメリカでは、誘拐も多いし、やはり写真スタジオのウェブサイトに
は載せる許可をしなくて正解でした。

2005/11/30  3:30

投稿者:やままささん

神社。。なんておバカな質問をしてしまってごめんなさい。着飾った
Cちゃんを端から笑顔で見つめるBさんの姿が目に浮かぶようです。そ
んな幸せを提供した、ほたるさんもプロのお仕事をなされたと思いま
すよ。
それにしてもキティちゃんって、意外と和服が似合うのね。さすが日
本生まれ!?


http://diary.jp.aol.com/tb4bw3xscrrb/


※投稿されたコメントは管理人の承認後反映されます。

コメントを書く


名前
メールアドレス
コメント本文(1000文字まで)
URL




teacup.ブログ “AutoPage”
AutoPage最新お知らせ