2005/12/20

スタントウーマン大河ドラマ出演の巻 その1  乗馬と馬について

私が乗馬を始めよう…とした切っ掛けになったのは、勤めていたお店の師匠の知り合いの方が、清里でペンションを始められ、そこへ遊びに行った事だった。山梨県の甲斐大泉という所にペンション「ほいっぽ(歩一歩)」は建てられていて、そこから観光乗馬をさせてくれる「ラングラーランチ」という乗馬クラブのある小淵沢は車で20分位の所であった。「ほいっぽ」のママさんになられたTさんの薦めで、乗ってみようという事になった。私達は初体験に不安と期待を抱きながら、「ラングラーランチ」へと向った。途中の道路で馬に乗っている人達とすれ違った。『格好いいなぁ』と思いつつ、『私達には、こんな事は無理だろう』と思ったものだった。
クリックすると元のサイズで表示します
ラングラーランチに着くと、係りの人が、観光乗馬の申し込み用紙を渡してくれた。私達は初心者コースを選んだ。コーチらしき若い男性がやって来て、足のサイズを確認し、長靴(チョウカと読む、けっしてナガグツではない)を履くように支持してくれた。そしていよいよ馬場へ。私は「アパッチ」といういかにも腕白な名前の馬に乗ることになった。ビールケースのような箱を土台に馬に跨る。鞍は、ブリティッシュスタイルになったそうだ。乗った瞬間『高〜い』それが最初の印象だった。手綱を持たされ、止まる合図を習うも「引きすぎないように」と注意を受けた。そして、並足からスタートした。スタートの合図は足でお腹を蹴るのだが、コーチが「なみあーし」と言うだけで馬は勝手に歩き出す。「停止」の合図も手綱を引く前に、声を聞いて勝手に止まる。『なんだ、手なづけてあるじゃん』と、私は気付き、いい気になって何もせずに、ただ乗っていた。

ラングラーランチのレッスン風景 クリックすると元のサイズで表示します

馬場の外に、西部劇の映画からそのまま出てきたようなオジサンが立っていた。「ちょっと、アパッチに乗ってる人を、こっちへ連れて来て」オジサンはコーチに向って呼びかけた。「はいボス」とコーチは答えた。『ボ、ボス?』私が疑問に思ったも束の間、別のコーチが私を乗せたままのアパッチを引いて、別の馬場へ連れて行った。それが私とボスこと、田中さんとの出会いだった。ボスは、「乗馬は、馬に乗せてもらっとっちゃ いかん」と言い、アパッチ1頭だけで私に乗らせようとした。マンツーマンのレッスン?が始まった。「並足」私が言い、習った通りにお腹を蹴っても、びくっとも動かない。「もっと強く蹴って」ボスの声が飛んできた。私はもう1度蹴った。アパッチは知らん顔だ。「並あーし」と今度はボスが言った。アパッチは動き出した。ところが、真っ直ぐ歩かない。どうやら私が緊張して右の手綱を引き気味にしていたようだ。斜め右に歩いて行ってしまう。そこへ「はい停めて」とボスの支持が出た。
クリックすると元のサイズで表示します
「停止」と言いながら手綱を引いてもアパッチは止まってもくれない。ボスは高笑いしだした。私は半泣きだった。隣の馬場では、一緒に来た人達が軽快に早足なんかしてたりした。立って座ってという掛け声に合わせて乗っている。少なくとも、私よりは楽しそうに見えた。私は早く辞めたかった。1時間が経ち、隣の馬場の人達は馬を降りた。私は馬に乗ったままだった。その頃、アパッチは少し真っ直ぐ歩いてくれるようになっていた。ボスが私の師匠の方に行き、何か話している。暫くすると「ほたるちゃん、後でね」と手を振って行ってしまった。『えーっ?』どうやら私を置いて次の目的地「清泉寮」へ向ったらしい『あー、夢にまで見た、清泉寮のソフトクリームが…』私の声は届かなかった。

クリックすると元のサイズで表示します 本来グループレッスンは、このように隊列をなしてレッスンを受ける。

お昼になった。ラングラーランチはレストランにもなっていて、私は長靴を履いたまま、カレーライスをご馳走になった。カレーは美味しいのだが、何故自分が残されたか、解っていなかった。「もしこのまま置いて帰られたら、どうするんですか?」と、ボスに向ってやっとの思いで尋ねたところ、「まあ、車が無くなったら、馬がありますから」笑顔で答えられてしまった。『なんだと、馬だとっ、馬に乗れたら、ここには来ないわい』(心の中の声)と思いながら、顔が引き攣っていた。ボスは私を残した理由を説明し始めた。「午後から、ジャックの新人が来るので、一緒に練習しよう。彼らは馬に乗れるか乗れないかで、役が来るか来ないかの瀬戸際だから、一生懸命だ。楽しみだねぇ」とボス。『なに?何が楽しみ?ジャックの新人って誰よ?』『私のソフトクリームーー』私の心は叫んでいたが、言葉にはならなかった。「今まで一番上手いって思ったのは、真田広之だなぁ。あなたと同じように、朝初めて来て、午後からは障害を飛んでいた。大した奴だったよ」とボス。『真田広之だと?。私と同じようにだと?』『私は障害なんて飛ぶ気もないし、第一まだ、まともに言う事も聞いてくれてないよ』心の声は悲鳴になっていた。
クリックすると元のサイズで表示します
ボスは話し続ける。「前になぁ、立つだったか、座るだったかという名前の役者が来て、生意気だったけど、馬に乗るのは下手だったなぁ」「たいらっとかいう奴は、偉い役者らしいが、謙虚な人いいだった」私が『舘ひろし』『平幹二郎』と、気付くのは、ラングラーランチのアルバムを見てからだった。そのアルバムには、「敦煌」「豪姫」等の映画のロケ写真が載せられていた。そしてジャックとは、今のジャパンアクションエンタープライズ(JAE)、当時はジャパンアクションクラブ(JAC)だという事に、その1時間後、私は気付くのであった。
☆「スタントウーマン大河ドラマ出演の巻 その2」(明日以降)へ続く
0



2005/12/21  11:47

投稿者:ほたるさん

☆タケさんへ
そうなんです。馬も、真田広之の馬とか、喜太郎の馬とか、預かってありましたよ。
場違いでした。正に。。

>なんかそのうちアクション映画とかに出演されては?!

タケさん、懲り懲りなのです。懲り懲りする話が続きます。
また、読んでやって下さい。。

2005/12/21  6:39

投稿者:たけさん

有名タレントさんがくる場所で乗馬をしたのがきっかけとは・・・
適当になら一度乗馬したことありますけど、
なんか難しそうですね!しかも本格的っ!
なんかそのうちアクション映画とかに出演されては?!

http://blog.goo.ne.jp/panko_boston/e/234de0fd64a56a019dfffd86b52fcdad

2005/12/21  5:10

投稿者:ほたるさん

☆ととさんへ
>先日爆睡しちゃって、部長から注意のメールが飛んできました。

さすが、ととさん、頼もしい!!
情景が目に浮かぶようです。。やはり、ととさん、大物ですよ。

この続きは、まあ、穏やか…です。長いですが、読んでね。
(途中、寝ないで下さいよ。宜しくでっす。)

> ちなみに Apache と言えば Web サーバーです。

あはは。ごもっとも。。
ととさん、よく知っとっとねー。(違ったかな?)

2005/12/21  5:05

投稿者:ほたるさん

☆やままささんへ
>いきなりJACと一緒の練習にご使命とは、英才教育ですね

まずは、続きを読んでみてくだしゃれ。。
私を教育するのでなく、私には、ちゃんと役割があったのです。。

>その後は十分寝れましたか。睡眠十分とろうね。

ご心配、ありがとうございました。
その前も、後も、爆睡でした。
やままささんと、バトルできるだけの、エネルギーは、
しっかり、補填して居りますので、御覚悟を……
(受けて立って頂けるそうで。。うふふ。ととさん、観ててね)

2005/12/20  14:40

投稿者:ととさん

ほたるさん

こんにちわ。会社で猛烈に眠いのです。やばいです。
先日爆睡しちゃって、部長から注意のメールが飛んできました。
はずかしかったよ〜〜!

で、今回は乗馬のお話ですね。
こわそ〜〜〜。
高いっての、ほんとにわかるし。馬ってなんだか神経質そうだし。
かわいいけど、映画「モンタナの風に吹かれて」を見てから、
ますますこわくなりました、お馬さん。
続きの明日は穏やかにすすみますように・・・

ちなみに Apache と言えば Web サーバーです。

http://toto.blogzine.jp/

2005/12/20  7:05

投稿者:やままささん

おはよ。ほたるマニアとしては白馬の美少女(?)の由来は是非知りたいところでした。
わたしは観光牧場で手綱をひいてもらってしか馬に乗ったことがありませんが、確かに高い。あの高さは。しかも最初の乗馬のペアが「アパッチ」。。。確かに最初はできれば避けたい名前だ。
しかし、いきなりJACと一緒の練習にご使命とは、英才教育ですね。。今後の話の展開。ちょっとわくわくです。
追)コメントありがと。しかし時間。。その後は十分寝れましたか。睡眠十分とろうね。

http://diary.jp.aol.com/tb4bw3xscrrb/


※投稿されたコメントは管理人の承認後反映されます。

コメントを書く


名前
メールアドレス
コメント本文(1000文字まで)
URL




teacup.ブログ “AutoPage”
AutoPage最新お知らせ