2006/1/19

浅田真央選手、3回転半ジャンプから、4回転ジャンプへ…  フィギュアスケートと浅田真央選手

愛知県の地元誌である中日新聞が選定する、昨年1年間に、最も活躍したアマチュア選手に贈る「中日体育賞」に浅田真央選手と、山田満知子コーチが選ばれ、17日、名古屋市内にある中日新聞社本社で、その表彰式が行われた。中日新聞のスポーツ版、中日スポーツ紙面によると、その表彰式の前に行われた記者会見で、真央選手自身の口から、3月にスベロニアで行われる「世界ジュニア選手権で、4回転ジャンプを跳びたい」という言葉が飛び出したそうだ。
★中日体育賞の受賞の後、山田コーチと… クリックすると元のサイズで表示します 
続けて山田コーチが「今までは4回転のループを練習してきましたが、フリップとルッツも、(練習を)始めました」と付け加えた。勿論、この2人が目指す4回転ジャンプは、完成度の高い綺麗なジャンプである。それゆえ、成功には容易な道程ではなく今後の課題を踏まえての、ビッグプロジェクトになるに違いない。フィギュアスケートのジャンプは、全部で6種類あり、前向きに踏み切るアクセルを除くジャンプを、難易度が高い順並べると、ルッツ、フリップ、ループ、サルコー、トーループの5つになる。その上位に列挙される2つジャンプの4回転に、挑戦しているという事なのだ。
クリックすると元のサイズで表示します○以下、ジャンプの種類を図解と共に説明したHP
http://www2.asahi.com/torino2006/flash/flash_figure.html

 ○更にジャンプの種類の説明と、その点数を記載する。
(解説・上から難易度の高い順になっている・アクセルは別格)
  ↓図はクリックすると拡大します↓
クリックすると元のサイズで表示します 
◎試合では、この基礎点(点数)を素に、
その出来により各ジャッジの判定の平均値を加減し、
+3から、−3点の7段階で評価される。例えば3回転のルッツの場合、
基礎点が6.0点に、評価が最高なら、3点が加えられ9.0点となるのである。
クリックすると元のサイズで表示しますでは、気になる所の4回転ジャンプの歴代の成功者だが、男子ではトゥーループを跳ぶ選手は珍しくないが、アメリカのティモシー・ゲーブル選手は、トゥループとサルコーの2種類の4回転を成功しており、女子では2002年に安藤美姫選手が、世界で初めてサルコーで成功している。また、全日本選手権で、真央選手が1試合中に2度、トリプルアクセルを成功させたのも、世界で初めてである。既にループによる4回転を練習済みとは聞いていたが、フリップとルッツに挑戦し、成功するとあれば、正に前人未到のスペシャルジャンプとなるのだ。山田コーチも「先生が生きているうちに、4回転ジャンプを跳んでね」と言っているそうだが、あの真央選手なら、飄々と跳んでくれる日も遠くないような気がする。「出る杭は打たれる」と先人は言い伝えているが、杭も高くそびえれば、誰も打つ事は出来なくなるはずだ。真央選手には、このことを「4回転ジャンプ成功の実力」でもって、更に証明して欲しいと願っている。

★アメリカのテレビ局も特集番組を放映したがイタリアの
「コリエレ・デラ・セラ誌」(全国版)でも特集が組まれた。

クリックすると元のサイズで表示します
尚、中日スポーツ紙面には、真央選手のジャンプ成功率の高さを、裏付けるデータも掲載されていた。159cm、45キロの彼女は、体重に回転半径の二乗を掛け合わせた、「慣性モーメント」が小さい程、回転し易くなるという。スポーツ科学を研究している中京大体育学部の湯浅教授によると、その「慣性モーメント」は、全日本選手権時の数値で、【1,浅田真央選手1.48  2,村主選手2.18  3,荒川選手 安藤選手2.56 】となっていて、真央選手は、他の選手より1.5倍程、回転し易い体型を備えているそうだ。しかし、この数字は単なる確率の高さ低さに過ぎない。真央選手の才能と努力、そして真央選手を支える全ての人達の力があってこそ…と、素人ながら、私は思っている。それは、科学でも分析できない程、素晴らしく、大きな力で真央選手を中心に働いている気がしているのだ。人は美しいもの、輝くものに思いを馳せ、ただ観ているだけで幸せになれるものを追い求めている。無形の財産とは、そういうもののことを言うのではないだろうか。

☆お詫びと訂正
「慣性モーメント」の事を「惰性モーメントと打ち込んでいました。
新聞記事も一部、間違っていましたが、正しい物理用語を調べて書くべきのところ、
そのまま投稿してしまいました。ここにお詫びして、訂正させて頂きます。
尚、ご指導頂いたY様、本当にありがとうございました。
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2006/1/27  0:22

投稿者:ほたる

いつも、ご丁寧なご説明、ありがとうございます。

>お詫びと訂正見るまで気付かなかったです.「慣性モーメント」と書いてあるとばかり思い込んでました.

本当に、失礼致しました。読み流して下さってありがとうございます。
お察しのように、私はかなりそそっかしいので、誤字脱字がよくあります。
どうでも良いヶ所なら良いのですが、大事な言葉ですと、困りますよね。
もし、見つけて下さったら、(出来ればこっそりメールで)お教え下さい。

>浅田真央さんのジャンプは科学的によく説明できると思います.上記にあるように「慣性モーメントは、中心(中心軸)のとり方によってその値が変わる。」のです.

なるほど、勉強になります。。

>もうひとつ重要なのことは人間の体は完全剛体ではないので,体を締めて剛性をあげることが必要です.足首をきれいに揃えてきちんと体を締めている様子が伺えます.

鋼性も必要になるのですね。

>むしろ科学的に説明しにくいのは中野友加里選手のジャンプです.ルッツ,フリップ,ループの3種類は空中で4の字を描くようないわゆる巻き足なんです.

科学的にだけでは、説明できないものが、あるようですね。。

>ジャンプに関しては上記のウェブページが参考になるかと思います

ありがとうござました。拝読しました。とても詳しく書かれていますね。。
今後とも、ご指導ください。

☆TakeOneさんへ

2006/1/26  20:49

投稿者:TakeOne

こんにちは,ほたるさん.

> 159cm、45キロの彼女は、体重に回転半径の二乗を掛け合わせた、「惰性モーメント」が
> 小さい程、回転し易くなるという。

お詫びと訂正見るまで気付かなかったです.「慣性モーメント」と書いてあるとばかり思い込んでました.
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%85%A3%E6%80%A7%E3%83%A2%E3%83%BC%E3%83%A1%E3%83%B3%E3%83%88

浅田真央さんのジャンプは科学的によく説明できると思います.上記にあるように「慣性モーメントは、中心(中心軸)のとり方によってその値が変わる。」のです.慣性モーメントが小さい方が回転しやすいというのは正しいのですが,その数字からジャンプ成功の確率を推定できるわけではありません.また,出ていた数字の信憑性はかなり怪しいと言わざるを得ないでしょう.上の浅田真央選手の写真でよくわかりますが,右足を中心にきれいな軸が形成されていて,それが回転軸とよく一致しているのでしょう.安藤選手の場合ややコルクスクリューぎみなのでその分慣性モーメントは大きいのではないかと思います.もうひとつ重要なのことは人間の体は完全剛体ではないので,体を締めて剛性をあげることが必要です.足首をきれいに揃えてきちんと体を締めている様子が伺えます.むしろ科学的に説明しにくいのは中野友加里選手のジャンプです.ルッツ,フリップ,ループの3種類は空中で4の字を描くようないわゆる巻き足なんです.これは慣性モーメントも増大しますし,体を締めるのが難しいですから剛性も低くなるはず.したがって,これで3回転を跳んでること自体が一種の驚異だと言えますね.子供達を教えているコーチにとってはその事自体が悪夢かもしれません.

http://www.geocities.jp/cxb00463/skate03.html
ジャンプに関しては上記のウェブページが参考になるかと思います.

http://www.s-move.jp/writer/works/work200503302700.html
中野選手自身相当努力しているようですが,なかなか直らないようですね.巻き足を直して3Aを跳べば180overも夢ではないのでがんばってほしいです.

2006/1/26  11:21

投稿者:ほたる

ご来訪、及びコメント、ありがとうございます。

>「慣性モーメント」の話はかなり怪しく思えます。

発表なさったのが、中京大の教授ですので、
安藤選手の不利な点を、強調されたかったのではないでしょうか?

 >体重の軽さでジャンプが決まるのなら男性の方が不利なはずです。

はい、男性とは脚力も違いますからね。。

> 4回転ジャンプは単独ジャンプではなくコンビネーションジャンプにした時が凄い得点になりそうですね

夢のようですね。。真央ちゃんなら可能かもしれないですが。。
まずは、4回転を成功して欲しいですね。。


☆風鈴さんへ

2006/1/26  11:19

投稿者:風鈴

 初めまして。
 真央さんの体重45kgはフィギュアスケート選手の中では軽いとは言えないです。
 中野友加里さんの体重が42kg、村主章枝さんの体重が44kgで真央さんより軽いです。
 情報サイト
http://www.sponichi.co.jp/olympic/special/athlete/2005nakanoyukari/20051203top.html
http://www.sponichi.co.jp/olympic/special/athlete/2005sugurifumie/20050911top.html
「慣性モーメント」の話はかなり怪しく思えます。
 体重の軽さでジャンプが決まるのなら男性の方が不利なはずです。
 姉の舞さんの体型を見ると真央さんの将来も同じかなと思います。
 4回転ジャンプは単独ジャンプではなくコンビネーションジャンプにした時が凄い得点になりそうですね

2006/1/22  23:45

投稿者:ほたる

スパイラルさん、そしてコメントを読んで下さった皆様へ
すみませーーーん。
次の冬季オリンピックの開催地を、
寝ぼけて、シドニーなんて、書いてしまいました。
既に、ご承知と思いますが、バンクーバーでした。
ここに、お詫びして、訂正いたします。
申し訳ありませんでした。
  >>全く馬鹿丸出し<<
こんなお馬鹿ですが、懲りずに、宜しくお願い致します。



☆スパイラルさんへお詫びです。

2006/1/21  0:45

投稿者:ほたる

>4回転を3種類! もはや、神の領域ですね。

そうですね。山田コーチも生きているうちに跳んで…と仰ったくらいですから、
相当難易度なのでしょうね。。

>未来を信じて日々努力する少女に対して「あなたは今がピーク・・」って言うのは、良識ある大人としてどうなんでしょうね?

失礼だと思います。確かに今は伸び盛りですが、ピークではないですよね。
次のシドニーに繋げる為にも、経験させたい…なら理解できますが。。
でも、根拠は、恐らく安藤選手の事があるからではないでしょうか?
彼女は、トリノが終わったら結婚したい…と言っていたりするようで、
妙に女性を出しすぎてしまい、4回転を跳んだ時とは、違っている気がします。
余りにも、これもまた、マスコミが持て囃したのも原因でしょうね。


>3〜4年、全日本では演技開始前に真央さんを間近に見る事ができましたが、本当に立ち姿だけでも美しいスケーターに成長していました。

ああ、私も実物で観たくなりました。迫力も違うのでしょうね。。
私の地理環境では、せいぜい、真央ちゃんのホームリンクへ行く事です。
以前のように、簡単に入れない気もして、淋しい限りです。
世界ジュニアでは、きっと、4回転を成功してくれると私は信じています。

また、色々と教えて下さいね。

☆スパイラルさんへ

2006/1/21  0:36

投稿者:ほたる

らんさんは、アメリカ在住ですか?
>真央選手の話題だったので、ちょっと残しておきたいコメントがありました!

ご親切にありがとうございます。

>そして、彼女が幼いとき(多分12-13歳の時かな?)の映像が流れたんです。
>見てびっくり!だって、真央選手と雰囲気がとっても似ていたから。

そうなんですか!? 驚きですね。。でも今回は出ないのですね。

>日本もアメリカも強力選手がいるみたいで、(アメリカはSasha Cohenって子も上手です!)オリンピックが始まるのが楽しみです

そうですね。私もスピン、スパイラルや、ジャンプの種類、点数が、
勉強になりましたので、今までとは違って観戦出来ると思っています。
真央ちゃんが出ないのは、残念ですが、楽しみに観たいです。
Michelle Kwan選手も、早く怪我が治るといいですね。


☆らんさんへ

2006/1/20  12:37

投稿者:スパイラル

4回転を3種類! もはや、神の領域ですね。
浅田真央さんの目指している高みは、大人の想像を超える所にあるようです。 

テレビなどで「(真央さんは)今がピークなのでトリノ五輪に出場させてあげたかった」と言うコメンテーター達がいます。 未来を信じて日々努力する少女に対して「あなたは今がピーク・・」って言うのは、良識ある大人としてどうなんでしょうね?

私が最初に真央さんを見たのは、アメリカの友人に連れて行かれた「ヤグディン・アイスショー」のEXでした。 
あれから、3〜4年、全日本では演技開始前に真央さんを間近に見る事ができましたが、本当に立ち姿だけでも美しいスケーターに成長していました。

これからの4年も真央さんがどんな驚きを私達に与えてくれるか楽しみですね。


2006/1/20  4:16

投稿者:らん

真央選手の話題だったので、ちょっと残しておきたいコメントがありました!
先週末になりますが、アメリカでスケートの全米選手権みたいなのがありました。
アメリカではMichelle Kwanと言うアジア系のスケート選手が有名なのですが、彼女は怪我の為、出場していませんでした。
でも、かなり有名でオリンピック候補でもあったので、試合の途中などにTVで彼女の特集をしていたんです。
そして、彼女が幼いとき(多分12-13歳の時かな?)の映像が流れたんです。
見てびっくり!だって、真央選手と雰囲気がとっても似ていたから。
彼女はもう20代後半なのにかなり活躍しているみたいです。
だから、真央選手も今回オリンピックに出場できなくてもまだまだ後があるんじゃないかなぁと思います。
スケートは今まで興味が無かったんですが、日本もアメリカも強力選手がいるみたいで、(アメリカはSasha Cohenって子も上手です!)オリンピックが始まるのが楽しみです。

2006/1/20  1:48

投稿者:ほたる

初コメント、ありがとうございます。
>2002年の全日本を見て太田由希奈さんのファンになった者です.

太田さんは、京都の方ですね。素晴らしい表現力がある選手だと思います。

>ですからノービスから全日本に初出場した浅田真央さんも生で見ました.

わぁーー。羨ましいです。生だとやはり、迫力が違うでしょうね。。

>目の前で3F-3Lo-3Tを決めるのを見て驚きましたが,

真央ちゃんには、この武器もありましたね。
4回転…是非、成功して欲しいです。
あーあ、私も生で見たい。。伊藤みどりさんは、見た事、あるのですよ。
30分で行けるので、大須のスケートリンクまで、出向こうかな。。

☆初めまして、Take Oneさんへ


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