2006/3/25

スポーツ観戦を楽しみながら、ニュースを観て思う事  日記(今日思うこと)

カナダ・カルガリーで開催中の世界フィギュア選手権は、現地時間の23日、男子フリーが行われ、SP・2位とメダルの期待がかかった織田選手は、演技初めのトリプルアクセルのコンビネーションジャンプで、手をついてしまい、コンビネーションに出来なかった。その後、次々と3回転ジャンプ、コンビネーションジャンプを見事に決めて行ったが、挽回するつもりだったのか、何とコンビネーションジャンプを4度も跳んでしまい、3度までという規定から外れた為、加点0とされてしまった。単体の3回転ジャンプなら加点されたにも関らず、跳び過ぎて損をしたという残念な結果だった。
クリックすると元のサイズで表示します 織田選手・初出場で4位は大健闘だが…。

実は織田選手は、日本選手権でも同じ失敗をしており、あってはならない事だが、審査員の採点間違いを誘ってしまっていた。本人も授賞式後の順位変更で、オリンピック行きがかかっていただけに、かなり辛い思いをしたはずだった。確かに初出場での4位ということで、大健闘だったと思う。それに来年の世界選手権代表2枠は確保できたが、トリノ銀メダリストだったランビエール選手や、ソルトレーク金メダリスト・ヤグディンの教え子、フランスのシュベール選手らが、最高の演技を見せる中、とても辛苦を舐めた経験が生かされているとは言えず、いささか、お粗末な失敗だと感じた。

23日、その前日、WBCの日本チームのメンバーが到着した成田空港に、パラリンピックの選手団が、合計9個のメダルを持って凱旋帰国した。何とIPCの発表では、計242件のドーピング(薬物使用)検査を行ったが、違反者はいなかったそうだ。真にスポーツを愛する姿の証だと感じた。私はパラリンピックの競技種目や選手について、調べたりしていくうち、長野の時の予算の少なさは、チャアスキーのショックアブソーバーを開発した「カヤバ」を見学した時知ったが、8年経っても殆ど増えていない事に驚愕した。これで福祉に理解がある国とは、恥ずかしくてとても言えないと思った。そういえば、昨年、叔母が勤めている障害者施設の人達が社会見学へ行く時に、何回かお手伝いをさせて頂いた事があったが、一見バリアフリーとされているスロープも、急勾配であったり、距離が長すぎたり、またトイレへ行くのに角が曲がり難かったりと、車椅子ではかなり無理な造りになっていた事に驚いた記憶がある。ハートビル法の施行で、公共施設などはバリアフリーが義務化されているが、それは見せかけだけで、実際に設計している人は、車椅子を使ってみたのだろうか?と疑問に思った。

パラリンピックの閉会式の様子。 クリックすると元のサイズで表示します

そして昨年、大きな社会問題として浮き彫りになったのが、耐震偽装事件と、ビジネスホテルの違法改造だった。違法改造していたビジネスホテルの社長は「商売重視」との強気の発言を撤回し謝罪した。最初はその傲慢ぶりに嫌気がさしていたが、謝って早速改築しているのなら反省があったとしよう。しかしながら、耐震偽装事件については、国会を見ていても、どうも胸がすっきりしない。私は知り合いの方に、ホテルを建てて被害に遭われた人がいるので、余計憤りを感ずるのかもしれない。そのホテルは取り壊しが始まった。窓から見える景色が、こんな気持のまま変わるのは哀しい気がする。…と思いつつ、今日のニュースを見ていると「偽メール」情報を渡した元の人物の名前が公表されたようだ。まるでサッカーのオウンゴールのような(サッカー選手に失礼かもしれない)失態だったこの自爆事件。ニュースを観ていても、何故今までその人物の名を黙っていたのか?肝腎の質問の答えは、どうも釈然としない。さらに、確かに途中まで味方であったはずの周りの者達が、本人一人がボールを蹴ったような振りをしている。最近スポーツばかり見ているせいか、あまりにもフェアプレイからかけ離れている気がして、妙に腹立たしさと憤りを感じてしまう。

クリックすると元のサイズで表示しますパラリンピックのメダリスト達。左前が大日方選手。

話を戻し23日帰国した、パラリンピック、アルペンスキー・女子立位で、金1個銀3個のメダルを獲得した主将の大日方選手は、帰国直後の会見で「自分としてはもう少し上に行けるチャンスがあったかなと感じている。自分の甘さ、至らなさを感じた大会だった」と答えた。パラリンピックに充てられた国の予算は、アルペン競技全体で120万円。また、23日、地元常呂町へ帰省したトリノオリンピック代表のカーリング女子「チーム青森」の小野寺さん、林さん、本橋さん達は、嘱託職員扱いで月12万円だったと聞く。国の政を動かしている人達も、スポーツ選手を支援するという形で、自分達の給料を下げた方が、謙虚になれて自分の姿が見えるのかもしれない…等とつい考えてしまった。外は晴天。桜も咲き始め、まもなく春たけなわとなる。昨日開幕の高校野球の選手達など、連日、一生懸命プレーするスポーツ選手を見ていると、気分はとても清々しいが、ふと政治関連のニュースに目を向けると『春愁』の言葉しか浮かんでは来ない。

◎当ブログ内で、パラリンピックついて書いた記事。
http://diary.jp.aol.com/applet/hotarudesu/20060313/archive
http://diary.jp.aol.com/applet/hotarudesu/20060316/archive
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2006/3/27  21:30

投稿者:TakeOne

こんにちは,ほたるさん.

> とても辛苦を舐めた経験が生かされているとは言えず、いささか、お粗末な失敗だと感じた。
ほたるさんにしては厳しい一言なので,選手の立場から言い訳を考えてみました.この失敗オリンピックで高橋大輔選手もやってしまったのですが,状況が状況だけに致し方ないのかと思います.今回は世界選手権なのでうまい具合に予選で本来のジャンプ構成がわかるのでなぜ間違えたのかがよく理解できました.プロトコールが出ているのでまず,予選とFSのジャンプだけ比較してみます.
http://www.isufs.org/results/wc2006/WC06_Men_QB_Scores.pdf
http://www.isufs.org/results/wc2006/WC06_Men_FS_Scores.pdf
予選    |FS
3A+3T+2Lo | 3A
3Lz+2T   | 3Lz+3T+2Lo
3S     | 3S+2T
3A     | 3A
3F+2T   | 3F+2T (kick out!)
3Lo    | 3Lo
2A     | 2A
3Lz    | 3Lz
はじめての世界選手権をたった一人で戦わなければならず,しかも来年の東京で行われる世界選手権の枠取りのかかる試合です.SP終わって2位でこのまま2位をキープできれば,男子3枠.織田君にかかったプレッシャーは計り知れないものがあったと思います.しかも上位選手はみな4回転がありますが,織田選手には4回転が無い.したがって,ジャンプは全て完璧に跳んではじめて勝負できるのです.ここでいきなり出だしの3Aでバランスを崩し,後続のジャンプをつけることができませんでした.そこで咄嗟に次の3Lzの後に3T+2Loをつけ,その後間違えて3Sの後に2Tをつけてしまう,痛恨のミス.ジャンプミスのリカバリーを順送りしたことによるミスはオリンピックの高橋選手と同じでしたね.しかし,初めての世界選手権に4位でシード獲得,加えて男子2枠確保は立派です.ほめてあげてください.

2006/3/26  2:47

投稿者:ほたる

スピンさん、こんにちは。いつもありがとうございます。

>トリノのプレス会見で大日方さんが日本の障害者スキーの窮状を話したようです。…「日本はお金持ちの国なのに…」と言われて少し恥ずかしくなりました。

おお、貴重なご意見ですよね。本当に、そうです。本当に憤りを感じます。

>JSADの資料を見ると長野の頃に6千万円以上あった国からの補助金が5千万円以下になってますよ。

うわーーーっ、減っちゃいましたか?まあ、長野は自国と言う事で、
偉い人たちの見栄もあったのでしょうけど、物価も何もかも上がっているのに。。

>ほたるさん「余分な橋とか変な建物ばっかり造ってんじゃないわよっ!」って言っといてくださいね。

私はきっと切れて「高い お給料貰ってる上に、
新幹線のグリーン車にただ乗りするなっ」とか、言いすぎちゃいますよ。
何が福祉に理解ある国ですよねー。お臍が茶を沸かしますよ。失礼。

>それでもトリノではトヨタ・イタリアが日本のスキーチームの機材運搬に4WDを何台も提供したり、駐在員の方々が日本食の差し入れをしてサポートしていました。 

そうそう、このお話は、トヨタ関係の人からお聞きしてました。
体力がある会社なのだから、フィギュアの選手を雇うくらいなら、
パラリンピック選手の、スポンサーになって欲しいですね。

>大日方さんのウェブサイトを見るとリンク先にカヤバとかのサポート企業やバリアフリーの事ドーピングの事も書かれていますから、ご覧になってみてださいね。

どうもありがとう。拝見させて頂きます。

>ほたるさんだったら知ってるかな?
 www.geocities.jp/obkuniko/

大日方さんのHPには行きましたが、全部観ていないので、後で、行って見ます。ありがと。

>話は変わってミラノの桜。… 種類はソメイヨシノに近い感じかなぁ?

そうですか。。もうすぐ満開ですか?
名古屋では、毎日開花する花が増えているようです。

>”ミラノには さくらはあるけど 餅はない”スピン

なかなかいい句じゃないですか。。

”花見行き〜 桜を見ずに〜 大宴会"”

花見なんて、口実で飲めれば何でもいいらしいです。
因みに、私は、まったく駄目です。。ははは。

スピンさん、お疲れは出てないですか?お大事に。。
また、お待ちしています。


☆スピンさんへ

2006/3/25  14:14

投稿者:スピン

Ciao! ほたるさん

トリノのプレス会見で大日方さんが日本の障害者スキーの窮状を話したようです。顔見知りになったイタリアのプレスの方から「日本はお金持ちの国なのに…」と言われて少し恥ずかしくなりました。
JSADの資料を見ると長野の頃に6千万円以上あった国からの補助金が5千万円以下になってますよ。イタリアの政治家もナンだけど日本の政治家もねぇ… ほたるさん「余分な橋とか変な建物ばっかり造ってんじゃないわよっ!」って言っといてくださいね。
それでもトリノではトヨタ・イタリアが日本のスキーチームの機材運搬に4WDを何台も提供したり、駐在員の方々が日本食の差し入れをしてサポートしていました。 大日方さんのウェブサイトを見るとリンク先にカヤバとかのサポート企業やバリアフリーの事ドーピングの事も書かれていますから、ご覧になってみてださいね。ほたるさんだったら知ってるかな?
 www.geocities.jp/obkuniko/

話は変わってミラノの桜。 日本みたいにまとまって植わってはいないけど街のあちこちで見かけます。種類はソメイヨシノに近い感じかなぁ? あ〜、桜もち食べたい! そこで締めの一句
”ミラノには さくらはあるけど 餅はない”スピン


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