2006/4/30

春の褒章・荒川静香さん、WBC日本チームに紫綬褒章  日記(今日思うこと)

今日は緑の日、言わずと知れた昭和天皇の誕生日である。この4月29日と、明治天皇の誕生日で文化の日である11月3日に毎年、勲章及び、褒章者が発令されている。今回、スポーツ・芸術・学問で、功績を残した人が対象の紫綬褒章は、25人と1団体で、その中に俳優の片岡仁左衛門さんや女優の吉永小百合さん、そしてスポーツの功労者として、フィギュアスケート・トリノオリンピック、金メダリストの荒川静香さんと、WBCで世界一に輝いた王監督率いる日本チームのメンバーが受賞した。荒川さんは、感想を聞かれて「メダルに対して天皇陛下から頂けるので、すごく栄誉。ますます精進して行かないという気持になります」と答え、王監督は「選手達の頑張りに、ただただ感謝している」と述べた。結果、荒川さん、王監督率いる日本代表チームは、「金」のメダルの後に、名誉ある「紫」の褒章を手にする事となった。
クリックすると元のサイズで表示します 紫綬褒章の褒章とバッジ

今回、団体として初の紫綬褒章の対象となったWBC時の日本チーム。そのチームを率いた王監督は、野球への強い情熱を胸に、ソフトバンク監督と兼任の代表監督という異例の激務を引き受け、北京オリンピックを最後に五輪種目から野球が除外された危機感から、世界大会の必要性を繰り返し強調して来た。「サッカーのワールドカップも長い歴史があったから盛り上がっている。まずは、やってみなければ始まらない」。野球人気の低迷や選手全体のメジャー志向への危機感もあり、「日本野球の魅力を伝えたい」。と願った。その願いは、的確なさい配と勝利への執念に繋がり、選手達を奮起させ、初の栄冠に結びついたのだ。「この栄誉を胸に、全野球人が野球振興に携わっていかねばならない」。王監督の優勝時の言葉が再び過ぎった。

☆紫綬褒章受章者は以下の通り(敬称略)

▽スポーツ振興 
・フィギュアスケート選手、荒川静香(24)
・元日本レスリング協会理事、中田茂男(60)
・元自転車競技者、中野浩一(50)
・野球競技団体、ワールド・ベースボール・クラシック日本代表チーム

▽発明改良 
・防災科学技術研究所理事長、岡田義光(61)
・日立製作所システム開発研究所情報プラットフォーム研究センタ長、山本彰(51)
・元旭化成工業特別主席研究員、正本順三(68)

▽芸術文化 
・グラフィックデザイナー、青葉益輝(66)
・能楽師(シテ方・観世流)、梅若六郎(58)
・俳優、吉永小百合(61)
・歌舞伎俳優、片岡仁左衛門(62)
・映画監督、澤井信一郎(67)
・声楽家、松本美和子(64)
・漆芸作家、小森邦衛(61)
・染織作家、二塚長生(59)
・陶芸作家、森陶岳(69)

▽研究
・マイクロシステム学研究 東北大教授、江刺正喜(57)
・有機化学研究 東北大教授、山本嘉則(63)
・ロボット工学研究 東京工業大教授、廣瀬茂男(58)
・地球惑星科学研究 東京工業大教授、丸山茂徳(56)
・イスラム地域研究・国際関係史研究 東京大教授、山内昌之(58)
・獣医公衆衛生学研究 元農業・生物系特定産業技術研究機構動物衛生研究所
            プリオン病研究センター長、品川森一(65)
・発生生物学・ゲノム科学研究 京都大教授、佐藤矩行(60)
・モンゴル時代史・中央ユーラシア史研究 京都大教授、杉山正明(54)
・高分子化学研究 大阪大教授、原田明(56)
・免疫学研究 大阪大教授、平野俊夫(59)

クリックすると元のサイズで表示します
以上の紫綬褒章は、スポーツ・芸術文化部門があり、私達にとって著名な人が多い為、どうしても注目されやすいが、この褒章授与とは、憲法7条で以下のように定められ、その功績の内容によって種分けがされている。

『日本国憲法(抄)
(昭和21年11月3日発行)
 第七條 
天皇は、内閣の助言と承認により、国民のために、左の国事に関する行為を行ふ。
七栄典を授与すること。

 第十四條 
栄誉、勲章その他の栄典の授与は、いかなる特権も伴はない。栄典の授与は、現にこれを有し、又は将来これを受ける者の一代に限り、その効力を有する』


褒賞とは………>顕著な一つの功績に着目して称えるもの。以下の7つの褒章がある。

・紅綬褒章    自己の危難を顧みず人命の救助に尽力した人
・緑綬褒章    自ら進んで社会に奉仕する活動に従事し徳行顕著なる人
・黄綬褒章    業務に精励し衆民の模範となる人
・紫綬褒章    学術・芸術上の発明、改良、創作に関して事績の著しい人
・藍綬褒章    公衆の利益を興した方又は公同の事務に尽力した人
・紺綬褒章    公益のため私財を寄附した人等
・遺族追賞    褒章(紺綬褒章を除く)の授章対象者が死亡した場合に遺族へ贈られる賞                   
        (銀杯か木杯と褒状)


以上の中でも、紅綬褒章として2005年春には、落水した車から人命救助した功労で、史上最年少の15歳の少年に贈られて居り、2005年秋には、今月25日で1年を迎えたJR福知山線脱線事故で救助活動に当たった地元企業や、二次災害を防いだ主婦に贈られている。このように(勲章については詳しく記していないが)勲章が長年にわたる功績を対象とする側面が強く現役を退いた方々が多いのに対し、褒章は、人命救助のように一過性であっても功績顕著な場合は褒章の対象となる為、比較的若年者も多くなるのである。GWの始まりの日、様々な分野での功労者と、その人を陰で支えた人達に思いを馳せ、しばし敬意を込め、感謝の手を合わせたい。

◎参考
中日新聞28日/29日朝刊紙面・ウキペディアより
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2006/5/2  3:55

投稿者:ほたる

姫も、GWは、大忙しのようですね。

>そっか〜、声楽家の松本美和子さんも受賞なさったのね。

さすが、ご存知の方なんですね。

>たくさん可能性のある方がいらっしゃる中で どういう基準で決められるのか 興味津々だわ。

そうです。どうやって決めるのかしら?選ぶ委員会?みたいなのがあるとは聞いた事があります。

>ウチの父も勲章頂きました。亡くなってすぐね。生きているうちにあげたかったなぁ。

まだ、最近ですよね。お父様が頂かれたのは、瑞宝章でしょうか?

>GWは 少しはお休みできそう? 

今日、1日お休みでした。仕事での野暮用もありましたが、後は寝てばかりいました。
何か、余計疲れが出てしまった感じ…若くないと自覚です。

>私はヘロヘロ中だけど、一日だけお休みあるの♪

くれぐれも、ご自愛下さい。GWも、まだまだ、先は長いですね〜。ぐるじいよー。

☆ピュアラ姫様へ

2006/5/2  3:48

投稿者:ほたる

こひ〜さん、耐震偽装では、詳しいご説明、ありがとうございました。

>褒章と勲章の違い、知りませんでした。

殆どの人がそうですよね。縁がないと、普段意識して暮らしていないですし。

>何かをやり遂げた人とかが、自分で自分を推薦して貰うとか聞いてました。
しかもその選考には交通違反でもかなりのマイナスになるとかで、「自分でも忘れてたけど昔に一旦停止義務違反があって・・・」みたいな話を聞いたことがありますし。
それって勲章のことだったのですね。

そうでしたか。交通違反でも駄目とは、初耳でした。私は、オービスに笑顔で写って「免停」があるので、もう無理ですね。(始めから対象外ですね)

>ってことは、おいらにも褒章を貰える可能性があるってことっすよね!?

はい。褒章は可能性があります。黄綬褒章では、アシックスの職人さんも貰われていますし、文中で書いた紅綬褒章は、人命救助でも頂けます。私財を寄付したりボランティアをしたりしても頂けるようですよ。

>今回の受章者の名前と肩書きを見ると・・・だけど。

紫綬褒章は、どうしても著名・肩書きがある人が多いですよね。

>金一封はあるの?

いやー、名誉だけなので、恐らくないと思います。
どなたか、頂いた方に、真実をお聞きしたいですね。(笑)

☆こひ〜さんへ

2006/5/2  3:33

投稿者:ほたる

いつも、勉強になる貴重なコメントを、ありがとうございます。

>今回、紫綬褒章を叙勲された品川森一氏はプリオン病(スクレイピー・BSE・etc)の診断と検査の第一人者ですが、内閣府の食品安全委員会プリオン専門調査会を他の5名の委員と共に辞任しました。辞任理由は「政府に都合の良い結論(米国産牛肉輸入再開)を強引に決めようとしていると感じた」と言うもの。

そういう、経緯があったのですね。存じませんでした。

>ほたるさんの記事から外れますがBSE問題について少しコメントしておきます。

ありがとうございます。じっくり読ませて頂き、考えさせて頂きました。

>日本ではBSE対策として牛の全頭検査が実施されていますが、EUでも日本より前から全頭検査が行われており、全頭検査による「スクリーニング(ふるい分け)」が世界的な流れです。 また、EUでは20年近く前から「ウシ成長ホルモン」の大量投与を理由に米国産牛肉の禁輸措置を採っていますが、このホルモンは食肉残留量が多く発癌性が指摘されているものです。

EU諸国も日本も、全ての牛の検査を行っているにも関らず…なのですね。

>しかし米国では「4大パッカー」のTyson,Con Agra, Excel, Farmlandが市場の83%を占める寡占状態で政治への影響力は少なくありません。 日本には強く輸入再開を求めている米国ですが、カナダ産牛肉に対してはBSEを理由に禁輸を続けています。

米国は矛盾だらけですね。どうして日本が毅然と対応出来ないか?情けなくなりますね。

>安全性より経済性を優先させる構図は「耐震強度偽装問題」とも重なります。近づく米国産牛肉の輸入再開、遠ざかる食の安全と言うことにならなければ良いのですが。

仰る通りですね。安全か経済性か、国民も他山の火事のようでなく、しっかりと選択をするべきだと思いました。
勿論、国にも責任はありますが、要は、消費者が買わなければ良い事ですよね。
自分で責任を取る…島国で連帯責任を中心に考えて来た日本人が1番苦手として来た事だと思います。自己責任の大切さを、改めて考え直さなければいけないですね。

☆スパイラルさんへ

2006/5/1  0:17

投稿者:ピュアラ

そっか〜、声楽家の松本美和子さんも受賞なさったのね。
たくさん可能性のある方がいらっしゃる中で どういう基準で決められるのか 興味津々だわ。
ウチの父も勲章頂きました。亡くなってすぐね。生きているうちにあげたかったなぁ。

GWは 少しはお休みできそう? 私はヘロヘロ中だけど、一日だけお休みあるの♪

http://plaza.rakuten.co.jp/traviata/

2006/4/30  22:59

投稿者:こひ〜

褒章と勲章の違い、知りませんでした。
何かをやり遂げた人とかが、自分で自分を推薦して貰うとか聞いてました。
しかもその選考には交通違反でもかなりのマイナスになるとかで、「自分でも忘れてたけど昔に一旦停止義務違反があって・・・」みたいな話を聞いたことがありますし。
それって勲章のことだったのですね。

ってことは、おいらにも褒章を貰える可能性があるってことっすよね!?
今回の受章者の名前と肩書きを見ると・・・だけど。
金一封はあるの?

http://blog.livedoor.jp/kohhy_pajero/

2006/4/30  17:39

投稿者:スパイラル

今回、紫綬褒章を叙勲された品川森一氏はプリオン病(スクレイピー・BSE・etc)の診断と検査の第一人者ですが、内閣府の食品安全委員会プリオン専門調査会を他の5名の委員と共に辞任しました。辞任理由は「政府に都合の良い結論(米国産牛肉輸入再開)を強引に決めようとしていると感じた」と言うもの。ほたるさんの記事から外れますがBSE問題について少しコメントしておきます。

日本ではBSE対策として牛の全頭検査が実施されていますが、EUでも日本より前から全頭検査が行われており、全頭検査による「スクリーニング(ふるい分け)」が世界的な流れです。 また、EUでは20年近く前から「ウシ成長ホルモン」の大量投与を理由に米国産牛肉の禁輸措置を採っていますが、このホルモンは食肉残留量が多く発癌性が指摘されているものです。

BSE問題では米国内でも消費者団体の"Public Citizen"や"Consumer's Union"が全頭検査を求め、 BSE病原体発見でノーベル賞を受賞したカリフォルニア大学のプルシナー教授の研究グループが「研究者の意見が反映されていない」と発言、”中小”食肉業者が全頭検査を含む自主検査を農務省(USDA)に求めるなどの動きはあります。しかし米国では「4大パッカー」のTyson,Con Agra, Excel, Farmlandが市場の83%を占める寡占状態で政治への影響力は少なくありません。 日本には強く輸入再開を求めている米国ですが、カナダ産牛肉に対してはBSEを理由に禁輸を続けています。

安全性より経済性を優先させる構図は「耐震強度偽装問題」とも重なります。近づく米国産牛肉の輸入再開、遠ざかる食の安全と言うことにならなければ良いのですが。



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