2005/10/14

勝敗を分けた、信じ難い出来事  Boston Red Sox・MLB

レッドソックスには、直接関係ないが、昨日のエンゼルスVSホワイトソックス戦で、
9回裏のさよならヒットの前に、信じがたい事態が起きてしまった。息を飲むような投手
戦で1対1で迎えた、9回裏ツーアウト。延長戦になろうかとした寸前の出来事だった。
ホワイトソックスのバッターが三振した。主審は「スウィングアウト」のコール。その時、
(地区シリーズで、デッドボールを受けていた兄ベンジー・モリーナ捕手はDHになり、
弟のホセ・モリーナが捕手として先発していたが、途中からポールという選手に交代した。)
マスクを被っていたポール捕手は、当り前のようにボールをマウンドの向かって転がした。
主審のアウトコールは2度もあり、投手も野手も確認した上の行動だった。しかし、
バッターはダッグアウトに戻りかけてから、一塁に走り出した。そして一塁塁審がセーフと
コールした。所謂「振り逃げ」と判断されたのだ。
    クリックすると元のサイズで表示しますロサンゼルスタイムスよりクリックすると元のサイズで表示しますエンジェルス公式サイトより
(この後、打者のピアジンスキーは「アウト」のコールが無いと判断し一塁へ走った)

問題の焦点は、捕手の捕球。確かに際どいが、国際映像のTVの画像では、地面に
触れていないのが明らかだった。。それをdropped ballと後で判断してしまった主審の
勘違いが実際のところ。しかし全米放送、そして衛生放送されたTV画像からは、明らかな
間違いだと判った。だが、MLB 機構は、ここで審判を擁護している。それはテレビでよく見える
から判る事でも、その場で捕手の後ろにいる主審には判断が難しい。だから曖昧な部分が
ある以上、ポール捕手は、改めて打者に タッチするべきだった、と審判団のsupervisor
のコメントを引用している。更には、こんな「タフな仕事をする審判は大変だ」
「自分はなりたくない」等という選手のコメントまで載せて終りとしている。事態を収拾する
事で精一杯だったようだ。しかし気になって、アメリ カでTV試合観戦していた人に聞いた所、
FoxTVの解説者も憤慨していたそうだ。此方の方が、実際に見ていたファンの心情であろう。

最終的に、エンジェルスのofficalサイトでは「野球はこんなこともある、こんな事は忘れて
前に進もう、選手達は金曜日に戦う準備は出来ている」と割り切った主旨で書かれていた。
試合は結局その後、代走が出て盗塁、そしてサヨナラヒットを打ちホワイトソックス勝利した。
だが、喜んでいるホワイトソックスの選手たちが、変に浮いて見えしまった。彼らに対し、
negativeなイメージを持ってしまった人は、多い気がする。非常に締まった見応えあるゲーム
だっただけに、とても残念な終わり方であった。

しかし、もっと残念な事は、この問題点を報道する報道機関が日本では皆無であった事。
今回に限らず、オリンピックでもあるまいに、日本人選手の事ばかりが報道されている。
報道の公共性から、かけ離れた状態であった。一昨年、シカゴカブスが、選手のグラブに
入るはずのファウルボールを観客に捕球され、それが契機となり反撃され、敗れ去った。
「山羊の呪い」と報道されていたが、エンジェルスはその名の如く、「天使」がついているので、
呪い等と、名付けられないようにもこの出来事を、吹っ飛ばし勝ち続けて貰いたいと思った。

閑話休題
エンジェルスに居る、モリーナ兄弟。2人共、捕手として活躍している旨は、既に書いたが、
もう1人の弟も捕手としてメジャーでプレイしている。カーディナルスの正捕手、ヤディアー.
・モリ-ナ である。もしかしたら、ワールドシリーズで兄弟捕手対決?が観られるかもしれない。
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2005/10/15  15:25

投稿者:aoiさん

日本の報道はほ〜んとダメですねー
今回のことなんて「ラッキーな勝利」ですもん。

海外で活躍する日本人の半径10メートル以内の記事しか書けません、あの人達。
べた褒めしてれば売り上げや視聴率など利益がついてくると思ってるんでしょうが
こういう姿勢が日本におけるMLBの認識を衰退させてるんだと思います。
チームの勝利やどんな試合してたかなんて問題にならない限り書きませんから。

http://blog.so-net.ne.jp/aoi/

2005/10/14  9:52

投稿者:JUNさん

昨日、全米のスポーツニュースで紛糾していた、問題コールについて
は、ようやく1日遅れでyahooやESPNなど外電が入りやすいスポー
ツサイトに掲載された。同じ映像をreal timeで見ることができる日本
でのスポーツ報道の質に、疑問を感じた。地元アメリカの新聞が言い
出すまで言わない。能力がないのか、問題にすらできないのか、わか
らないが、情けなかった。

審判を擁護し、判定にビデオ導入、という話ですり替えようとする大
リーグ機構に対し、食い下がる記者が多かったと言う。騒ぎを治めた
い機構側と素朴な疑問を明らかにしたい記者側とのせめぎ合いは、問
題があったときのアメリカ式答弁の縮図でもあり、面白かった。エン
ジェルスの地元のLos Angels Timesなどでは、曖昧な判定をし曖昧な
言い逃れしかできない審判を批判しつつも、『完全なプレーをできな
かった自分たちのプレーが悪い』とするサーシア監督の言葉を引用
し、あくまで前向きに捉えようとしていた。

こうした状況において、悔しさを押し殺し、やせ我慢であっても、決
して言い過ぎないでいるクールさが、美学としてアメリカでは好まれ
ているように思う。前を向いて歩く上で、学ぶべきこともあるな、と
感じた。


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