2006/7/12

MLB、;オールスターゲーム…その歴史と開催地ピッツバーグ  Boston Red Sox・MLB

サッカー観戦に現を抜かしているうちに、メジャーリーグのオールスターゲームが始まる日となってしまった。私の贔屓チーム、ボストンレッドソックスからは、デビット・オルティースやマーク・ロレッタ、ジョナサン・パペルボンらが出場するので(いつもはDHのオルティースの守備は少々心配だが)とても楽しみにしている。さてこのオールスター戦、日本とは違い、たった1日の開催であるが、実はオールスター選手の試合が1日というだけで、実際は5日間をかけた大イベントなのだ。まず、日本人では大家投手が2回出場した事のある、マイナーリーグの有望選手が、アメリカ出身と他国出身との別れて戦う「フューチャーズ・ゲーム」に始まり、往年のスター選手やタレントによる「オールドタイマーズ・ゲーム」、オールスターゲーム前日の寄付付き「ホームランダービー」と続く。そして「オールスター・ゲーム」当日となる。更にその期間中、会場の近くのホール等で開催される「ファンフェスト」もあって、企画が盛り沢山なのだ。
クリックすると元のサイズで表示します オーティスとHRダービー優勝のハワード

さて、このオールスター戦の歴史を紐解いてみようと思う。それは1933年の事…。当時ヤンキースのスター選手だった「ベーブ・ルース」と、ジャイアンツの「カール・バッベル」の対決が見たい…という少年ファンの投書がきっかけで、始まったそうだ。しかし、そのゲーム体形も、今年で77回目を迎える間に変化してきている。まず、1959年から1962年までは、収益目的で、2つの都市で2試合が行われていた。期間も中1日だけ空けて行われたのは1960年だけで、後は中20日から1ヵ月も空けて開催されたというから驚きである。先発メンバーをファン投票で選ぶという選考の仕方も今では当り前だが、この方法は最初の2年で一旦中止され、1935年から1946年までは、監督推薦のみのメンバーで行われたという。ファン投票は、1947年に再開されたが、また1958年には取りやめになり、監督推薦と選手の互選となっていた。投手以外の先発メンバーをファン投票で選ぶ現在の形となったのは、1970年からで、それに加えて2003年からは、インターネットによる投票も始まり、最後の1人はインターネットで選ぶ方法を取る等、時代の変遷に合わせて工夫がされて来た。因みに昨年の最後の1人には、ヤンキースの松井秀喜選手が選ばれている。

試合が1試合だけという上に、30球団から64人選出という競争率の高さゆえ選手にとって非常に名誉である事と、その勝ち負けによってワールドシリーズのアドバンテージが取れるというルールの為、真剣勝負となり、2〜3試合行われる日本より「お祭り」のイメージは低いとされる。選手としては名誉な事であるが、ペナントレースを優先させたり、先発メンバーではないから…と辞退する選手も居る。昨年のメッツ、ペドロ・マルチネスは、オールスターの前々日に登板があったと、辞退した。更に日本より広大なアメリカの中で、オールスター戦の為の休みは3日間しかなく、アメリカ全土の各地を移動する選手達には、無理をしたくないという理由で辞退する選手も続出している(今年のペドロ・マルチネスやマニー・ラミレスら)。また、ファンの目には触れないが、試合に出場しても交代すると、最後まで見届ける事無く、さっさと球場を後にする選手は当り前となっている。それが許されているのは、少ない休みの時間を少しでも家族と過したいという選手の気持を配慮して…だという。
PNCパーク上空からの全景  クリックすると元のサイズで表示します

今年の舞台となるフランチャイズ都市は、ペンシルバニア州のピッツバーグである。近年立て替えられたPNCパークは、観客席の中堅から右翼にかけては、低く建てられており、これはファンが綺麗な夜景も眺められるように…だという。球場の入り口には、大打者、ホーナス・ワーグナーの銅像があり、球場前面は白い石で造られている。収容人員3万8496席、グランドは天然芝である。ピッツバーグは、東にあるフィラデルフィアと共にペンシルバニア州の2大都市で、圏内の人口は235万人。土地の緯度は、日本の岩手県とほぼ同じだが、積雪量はそれ程多くない。街のシンボルは「スリーリバーズ」と呼ばれるオハイオ川、アレゲニー川、ノンガヘラ川で、ブルース・ウィルス主演の河川警備隊を描いた映画、その名も「スリーリバーズ」の舞台となった。実際、PNCパークの前の球場は「スリーリバーズスタジアム」と呼ばれていたそうだ。

街の中心のダウンタウンは川の三角州にあり、その先端には45メートルも吹き上がる大噴水が作られていて、球場へ向う野球ファンの目を楽しませてくれるそうだ。また、ダウンタウンから少し離れた地区には、臓器移植で有名なピッツバーグ大学があり、コンピューターや理系学部では全米トップの、カーネギー・メロン大学もある。カーネギーとは言わずと知れた鉄道王のアンドリュー・カーネギーが創立、メロン研究所と合併して現在の名前となった。カーネギーは教育に熱心で、莫大な資産を注ぎ込んだが、芸術・文化への寄付にも熱心だった事で知られている。

そのハイテクと文化の街、ピッツバーグでいよいよ77回目のオールスターゲームが始まる。ピッツバーグは、母国プエルトリコ等、カリブ海沿岸の貧しい国々に寄付をし続け、ニカラグア大地震の救援物資を空輸する途中、事故で亡くなった、ロベルト・クレメンテが、パイレーツ一筋に18年間プレーした街でもある。天国にいるロベルト・クレメンテの見守る中、メジャーの人気選手・スーパースター達の真っ向からの真剣勝負劇を、私もTV観戦で楽しみたいと思っている。

◎参考 月刊メジャーリーグ他
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2006/7/14  1:30

投稿者:ほたる

>カーネギーはエッセイ「富の福音(The Gospel of Wealth)」で寄付の在り方について書いていますが、最近話題になったビル・ゲイツの巨額の寄付はこの本を読んで研究した結果との事。日本のヒルズ族には是非読んでもらいたい1冊ですね。

そうですか。。六本木ヒルズには、今だ行っても居ない私ですが(笑)、
私も、読ませて頂きたいです。…って、日本語に翻訳されていますでしょうか?
英文でしたら、私は、目次の時点で、ZZZ〜とリタイヤしてしまいますので。。

>カーネギーの晩年は鉄鋼事業の全てを銀行王モルガンに売却して、その遺書には「子孫に財産を遺すほど愚かな事はない」と書かれていたとか。 

私は、ヴァンダービルド一族の本「ヴァンダービルド一族の末裔達」を、
読ませて頂き、ニューポートのマンションズにも連れて行って頂きましたが、
同じアメリカンドリームを実現し、富を得た世代の人でも対照的ですね。

>私も同じ意見なんですが、独身なので遺す子孫も財産も無いのが辛いところ。 

くすっ。失礼しました。
でも、スパイラルさんには、知的財産がありますよ!
これは、お金を出しても買えるものではありません。。←偉そうですね。
私は、スパイラルさんの脳の中の回路を、拝見してみたいです。。


>少し落ち着いてきたので、またコメントしますね。

ありがとうございます。また、お待ちしています。
私も、1日休ませて頂けたので、随分良くなりました。
…と調子に乗る、悪い癖がありますので、
頂いたコメントのお返事を、書き終えましたら、
ブログ更新は休ませて頂き、大人しく?眠ります。
MLB・オールスターの録画したVTRと、
CSIシリーズのDVDが、手招きしていますが。トホホ。

☆スパイラルさんへ No2

2006/7/14  1:28

投稿者:ほたる

スパイラルさん、お久しぶりです。お元気でしたか?
私は、不摂生をして、ご心配をおかけしてしまいました。
体調管理も大事な仕事…自分に言い聞かせて、今後気をつけます。

>カーネギー・メロン大学(CMU)に少しの間、居たことがあるので懐かしくなりました。

うわっっ。在籍していらしたのですか!?すごっ。。
私も、ハーバード大学・構内には、行った事がありますが。
(微妙に違う日本語でも意味は、全然違いますね。ははは。)

>CMUはオークランドと言う地区にあり隣がピッツバーグ大学、教会の塔や建築物としても見応えのある研究・資料棟が並ぶ美しいキャンパスでした。

ヨーロッパのゴシック調の建物なのでしょうか?
コメントを読ませて頂くだけで、行って見たくなりました。

>また、CMU近くの「カーネギー博物館」は博物館・図書館・音楽ホールを併設した素晴らしい建築物ですが、ここは言うならば「実物大の百貨辞典」、人間の叡智を収集したカーネギーの個人コレクションと云った趣です。

「博物館・図書館・音楽ホール」が一緒に…とは凄いですね。
全ての文化が凝縮されている場所という感じで、益々行ってみたくなりますね。

>これにPNCパークに近くの「カーネギー科学館」NYの「カーネギーホール」を見ると彼の目指した科学と芸術の統合がどういうものか分る気がします。

カーネギーホールは、存じていたのですが、科学館まであるとは、存じませんでした。
得た収入…(と言うより富ですよね)を、そこまで還元できるって素晴らしい事ですね。

☆スパイラルさんへ No1

2006/7/14  0:30

投稿者:ほたる

もう、私ったら、大事な事を忘れていました。

ガルシアパーラの奥様って、元女子サッカー選手でしたね。
そして、オフに、サッカーしてて怪我したのでした。
大変、失礼しました。「明日の記憶チーム」の一員の証拠ですねぇ。
やっぱり、頭の中も、写真を撮って貰った方が良かったかも?です。

☆KEYさんへ 追伸

2006/7/14  0:01

投稿者:ほたる

>ところでレッドソックス・ファンとしては永遠のヒーローのNomarがオールスターに最後に選出されましたが、

ちょうど、控え選手紹介のシーンは、Liveで観ました。
いい笑顔でしたね。ガルシアパーラは、ドジャーズでも5番なのですね。
私がフェンウェイに行ったのは、1番近くて、昨年の9月でしたが、
まだ、ゼッケン5のユニフォームの人がいましたよ。
あっ、そうそう、クインシーにある「ソルティ・ドック」という海鮮料理のバーに、
ガルシアパーラそっくりな人が働いていたのですが、
その人もガルシアパーラが移籍したら、いなくなってしまいました。
もしかしたら、ロサンジェルスに引っ越されていたりして。。
写真を撮らせてもらったと思うので、探して置きますね。
ホント、そっくりで、びっくりしましたよ。

>彼はきっとサッカーのワールドカップを観ていたでしょうね。

えーーっ。彼もサッカーファンなのですか!?

>2002年のときは「寝不足でたいへんだった」といっていた彼ですが、今回は時差の影響に苦しむこともなかったでしょうが、試合や練習時間に重なっちゃったかな?

そうですね。前回大会は、日韓だったので、夜昼逆でしたものね。。
今回は時差、5時間…そうですね。確かに、丁度練習の時間ですね(笑)。

>試合前の「儀式」をストイックに欠かさず行う彼のことですから、さすがにさぼってテレビを観ていた、ということはなかったでしょうから・・・
と、思わずNomarのことに思いをはせてしまいました。

試合前、1番に球場入りして練習する…イチロー選手みたいなんですね。
今年のオールスターは投手戦っぽいみたいですが、私は今度のお休みに、
ゆっくりVTR観戦したいと、思っています。

それにしても、何かフェンウェイでのオールスター戦…懐かしいです。

懐かしい程度の記憶しかなくて、ごめんなさい。


☆KEYさんへ No2

2006/7/13  23:59

投稿者:ほたる

KEYさん、こんばんは。あっきっと、おはようですね。←山勘です。

>長らくのサッカー観戦お疲れ様でした。私は、日中に極度に眠くなるなど、まだ時差ぼけのような症状に見舞われています。

私も、開催中は、昼間、本当に眠かったです。
夕方から仮眠する癖がついていたので、
今でもつい早寝?してしまいます。
でも、明後日は、4時半から婚礼着付がありますので、
W杯を観るつもりで?起きようと思っています。

>そういえば今日オールスターやっていましたねえ(笑)

はい。でも実は私も、録画しただけで、全部まだ観ていないのです。

>私は1999年のフェンウェイをしのぐすばらしいオールスターは、今後2度とありえないと頑なに信じています。

あの試合は、私も覚えています。
ペドロ・マルチネスが、素晴らしかったですよね。
マグワイヤや、ソーサをバッタバッタと三振にして。。
凛々しくて、強くて、恰好良かったですね。
確か、ナ・リーグの先発は、シリングだった記憶です。
そういえば、ランディジョンソンも投げていましたよね。
こう書いてみると、確かに、凄いメンバーでしたねぇ。

>これはある意味不幸なことかも知れません。というのも、翌年からのオールスターに、まったく心が躍ることがなくなってしまったから。特にここ数年、商業主義的傾向が強まる中、オールスターへの関心は低くなってきました。

そうですか。。私は、当時、そんなにMLBに思い入れがなかったのですが、
それでも、メジャーって凄いなぁ…と思いました。



☆KEYさんへ No1

2006/7/13  2:18

投稿者:スパイラル

ほたるさん、お久しぶりです。
カーネギー・メロン大学(CMU)に少しの間、居たことがあるので懐かしくなりました。CMUはオークランドと言う地区にあり隣がピッツバーグ大学、教会の塔や建築物としても見応えのある研究・資料棟が並ぶ美しいキャンパスでした。また、CMU近くの「カーネギー博物館」は博物館・図書館・音楽ホールを併設した素晴らしい建築物ですが、ここは言うならば「実物大の百貨辞典」、人間の叡智を収集したカーネギーの個人コレクションと云った趣です。これにPNCパークに近くの「カーネギー科学館」NYの「カーネギーホール」を見ると彼の目指した科学と芸術の統合がどういうものか分る気がします。

カーネギーはエッセイ「富の福音(The Gospel of Wealth)」で寄付の在り方について書いていますが、最近話題になったビル・ゲイツの巨額の寄付はこの本を読んで研究した結果との事。日本のヒルズ族には是非読んでもらいたい1冊ですね。
カーネギーの晩年は鉄鋼事業の全てを銀行王モルガンに売却して、その遺書には「子孫に財産を遺すほど愚かな事はない」と書かれていたとか。 私も同じ意見なんですが、独身なので遺す子孫も財産も無いのが辛いところ。 

少し落ち着いてきたので、またコメントしますね。

2006/7/12  23:04

投稿者:KEY

ほたるさん、こんばんは

長らくのサッカー観戦お疲れ様でした。私は、日中に極度に眠くなるなど、まだ時差ぼけのような症状に見舞われています。

そういえば今日オールスターやっていましたねえ(笑)

私は1999年のフェンウェイをしのぐすばらしいオールスターは、今後2度とありえないと頑なに信じています。

これはある意味不幸なことかも知れません。というのも、翌年からのオールスターに、まったく心が躍ることがなくなってしまったから。特にここ数年、商業主義的傾向が強まる中、オールスターへの関心は低くなってきました。

ところでレッドソックス・ファンとしては永遠のヒーローのNomarがオールスターに最後に選出されましたが、彼はきっとサッカーのワールドカップを観ていたでしょうね。2002年のときは「寝不足でたいへんだった」といっていた彼ですが、今回は時差の影響に苦しむこともなかったでしょうが、試合や練習時間に重なっちゃったかな?

試合前の「儀式」をストイックに欠かさず行う彼のことですから、さすがにさぼってテレビを観ていた、ということはなかったでしょうから・・・

と、思わずNomarのことに思いをはせてしまいました。





http://blogs.yahoo.co.jp/hiroshikey66

2006/7/12  18:56

投稿者:ほたる

こひ〜さん、試合は深夜0時からも再放送するようですね。
私も、昼間は、仕事が忙しかったので、其方を観る予定です。

>おいらも今日の更新でオールスターを書こうと思ってました。

はい。また、楽しみにしています。後で伺いますね。

>オールドタイマーズ・ゲームなんてあったのですね!?
かつての名選手達との交流会みたいなのはあると知ってましたけど、ちゃんとゲームになっているとは・・・

はい。何か楽しそうですね。観る人も懐かしいメンバーが登場すると、
その世代の方は、嬉しいのでしょうね。

>よくよく考えてみたら、1試合のみで両リーグ30球団で64人ってことは、1人も選ばれない球団なんてのも出てきたりするのでしょうか?
その辺はお分かりでしょうか?

私の知る範囲では、アメリカンリーグは監督推薦も入れると、
全てのチームから、最低1人は、選ばれていると思いましたが、
ナショナルリーグでは、
アリゾナ・ダイアモンドバックスの選手がいないと思います。
やはり、前半戦の強いチームから、多く選ばれている傾向ですね。

>ほら、日本だと、2試合か3試合で12球団からの選出でしょ?
いくら弱いチームでも、暗黙の了解のように各チーム1人は選ばれてますし、選ばれた選手は全員1度はゲームに参加します。

開催が、1日ですし、1度も出られない選手は、居ると思います。
やはり、ファン投票で選ばれ、先発するのが、選手としては誇りなのでしょうね。

>数年前の弱小阪神だって、去年の楽天だって1人は選ばれてましたからね。(監督推薦で)

なるほど。。確かに、アメリカンリーグは、
ホワイトソックスが、監督推薦の選手も多かったはず?です。
(強いし、良い選手が多いのも事実ですが。。)
この件の詳しい事は、分りませんが、監督にもよるのでは?と思いました。

また、分り次第、ご報告しますね。中途半端なお返事でごめんなさい。

☆こひ〜さんへ

2006/7/12  17:10

投稿者:こひ〜

おいらも今日の更新でオールスターを書こうと思ってました。
オールドタイマーズ・ゲームなんてあったのですね!?
かつての名選手達との交流会みたいなのはあると知ってましたけど、ちゃんとゲームになっているとは・・・
よくよく考えてみたら、1試合のみで両リーグ30球団で64人ってことは、1人も選ばれない球団なんてのも出てきたりするのでしょうか?
その辺はお分かりでしょうか?

ほら、日本だと、2試合か3試合で12球団からの選出でしょ?
いくら弱いチームでも、暗黙の了解のように各チーム1人は選ばれてますし、選ばれた選手は全員1度はゲームに参加します。
数年前の弱小阪神だって、去年の楽天だって1人は選ばれてましたからね。(監督推薦で)

http://blog.livedoor.jp/kohhy_pajero/


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