2007/1/20

スピンさんの欧州便りNo10…モネのオランジェリー美術館  スピンさんの欧州便り

私がパリに美容関係の研修で滞在していた時、帰国直前にマニアティスというサロンで働いていた人から「ルーブル(美術館)に行って来たそうだね。でもパリに来たら、オランジェリーへ行くべき。何故なら門外不出のモネの絵があるから。絵が部屋を一周しているんだよ」と言われた。行く時間がなかった私は、衝撃を受けたまま後ろ髪を引かれる思いで帰国した。モネの睡蓮の絵は、ボストン美術館で、また名古屋の同美術館でも観ているが、いつか必ずオランジェリー美術館へ行きたいと思っている。私の憧れの美術館…オランジェリー。その写真をスピンさんがメールにて送って下さった。風邪気味の私を心配して「お見舞いに…」と、書かれていた。私は感激して涙が出そうになったのだが、興奮し過ぎ、反って熱が上がりそうに?なっている。(スピンさん、ありがとう!)オランジェリー美術館と、モネが晩年を過した村…「ジルヴェルニー」の写真をスピンさんのレポートと共に、2日間の記事に分けて紹介したい。

 『 オランジェリー美術館:Musée del' Orangerie 』

クリックすると元のサイズで表示します パリ1区、チュイルリー公園の中にある小さな美術館… (画像は全てクリックで拡大します)。

元はチュイルリー宮殿の「オレンジの温室:Orangerie」。それは屋根を見るとよく分かります。クロード・モネ本人から寄贈された「睡蓮」のために、フランス政府は温室を改装しました。オープンは1927年、モネが亡くなった1926年12月5日の翌年です。モネが寄贈した作品の公開を自分の死後とするように求めていたからだそうです。

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Les Nymphéas (睡蓮)と書かれた、この壁の向こうがモネの「睡蓮」の展示室です。楕円形の展示室が二つ、ここに8枚の「睡蓮」があります。以前の展示室は地下にあって人工の光で照明されていました。でも、モネの望みはジルヴェルニーのアトリエと同じ自然の光の中で作品を展示すること。モネの死後80年経って、この望みが叶いました。*ガラスはUVカットフィルムを間に挟んだ特別なものだそうです。

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「睡蓮」の文字のアップ。クリックすると元のサイズで表示します

モネの望みは鑑賞する人と絵の間をガラスなどで遮らないこと。天井左側の真っ白な部分は薄い一枚の布で、その上のガラス屋根から太陽の光が柔らかく入ってきます。内装は全て白。美術館の人が座る椅子まで白で統一されています。(※絵に付けられた日本語訳はスピンさんの訳です)。

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Le Matin clair aux saules:明るい朝と柳クリックすると元のサイズで表示します
(2m×12.75m)

クリックすると元のサイズで表示します 展示室の様子 
奥の絵は Les Deux saules:2本の柳 (2m×17m)

Le Matin aux saules :朝の柳 クリックすると元のサイズで表示します
(2m×12.75m)

上の3枚の他に「Reflets d’arbres:木の投影 」があるけど写真がありませんでした。写したつもりだったけど…。

※ここから下は、もう一つの展示室です。睡蓮の池の一日が4枚の絵で描かれています。

Matin:朝 (2m×12.75m) クリックすると元のサイズで表示します

クリックすると元のサイズで表示します Les Nuages:雲 ( 2m×12.75m)

Reflets verts:緑の投影 (2m×8.5m)クリックすると元のサイズで表示します

クリックすると元のサイズで表示します Soleil couchant:落日 (2m×6m)

庭の彫刻…ロダンの作品です。
 クリックすると元のサイズで表示します
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2007/1/25  1:31

投稿者:ほたる

aoiさん、私はこの大作を、是非aoiさんに観て欲しかったのです。。

>おおおおおおお
絵が一周!!!!!!
これ凄いですねー

凄いですよね〜。長さ12メートルの絵って、他にもあるのかしら?
ギネスで調べてみたいくらいです。。

>有名な絵でした?私は知りませんでした。すごい!

はい。絵に造詣が深く、更にモネを好きな方なら、ご存知だと思います。

>スピンさん素晴らしい写真ありがとう!

きっとスピンさんも、このコメント欄、読んで下さると思います。
本当に貴重な写真を載せさせて貰えて、光栄に思っています。。


☆aoiさんへ

2007/1/24  19:09

投稿者:aoi

おおおおおおお
絵が一周!!!!!!
これ凄いですねー
有名な絵でした?私は知りませんでした。すごい!
スピンさん素晴らしい写真ありがとう!

http://bostonredsox.blog56.fc2.com/

2007/1/24  12:25

投稿者:ほたる

Autumnroom様、こんにちは。ご再訪、そしてコメントをありがとうございました。

>こんにちは。先日「大エミルタージュ展」のTBとコメントの返事を拝見した時、オランジェリー美術館の記事を書いてられて、前にその展示会があった覚えがありサイトを見たら、’98年に渋谷で開催された時に見に行っていましたのでコメントお寄せしました。

そうでしたかっ!?私も名古屋に来たので、友達ら誘われて出向きました。
ルノワールの「手紙を持つ女」が、確かあったと思っていますが、
その時、睡蓮は無理だろうな…と観る前から、がっかりしていて、
それに、今ほど興味がなく、じっくりと観ていなかった事を後悔しています。

>カード置き場を見てみると、モネの作品では、このサイトの上から3つ目の「アルジャントゥイユ」のカードを買っていました。

Autumnroomさんは、カードをコレクションされているのですね。
私は、直ぐ誰かに出してしまって、手元には殆ど残っていないです。

>睡蓮の大作の展示はありませんでしたが、スケールが、素晴らしいですね。
シヴェルニーの「モネの庭」も憧れの場所の1つです。

あの連作は、持ち出す事は不可能ですよね。
それに、あの場所にあるからこそ!の大作ですね。
スピンさんの写真を拝見して、改めて思いました。
シヴェルニーの「モネの庭」は、モネが自分の傑作…と言っただけあって、
素晴しいですよね。それにモネの死後、80余年経っても尚、
その景観を保っているのは、モネの生きていた時代へと、誘ってくれますね。
私もオランジェリー美術館と共に行きたいと、思ってています。

サイトの添付、ありがとうございました。懐かしく拝見しました。
やっぱり、もう少ししっかり観てこれば良かったと悔やまれます。



☆Autumnroom様へ

2007/1/24  11:47

投稿者:ほたる

takakoさん、サンフランシスコは寒くないですか?名古屋は寒くなりました。
この記事…絵を描かれているtakakoさんに観て頂き嬉しいです。

>睡蓮の連作、
行った人の話も写真も見た事がありますが、デジタル時代 色がよく
出ています。感謝です。

そうですか。。それは良かったです。
絵心のない私は、スピンさんの写真の腕前、アングルといい、画質といい、
素晴しくて見とれるだけですが、仰るとおりデジタル時代ならでは…ですね。
その場に行かなくても、メールで瞬時に送って頂ける。。見聞が広がりますね。

>実際に自分が美術館に立っているように感じられます。

はい。平面的に写されていないので、自分がトリップしたような錯覚になりますね。

>展示室の照明の工夫は言葉で説明されてもなかなか私に見えませんで
したが、やっと 今日こそ 感動してみる事が出来ました。

ありがとうございます。スピンさんのお陰…ですが、私も感動して頂けて光栄です。


☆takakoさんへ

2007/1/23  22:15

投稿者:Autumnroom

こんにちは。先日「大エミルタージュ展」のTBとコメントの返事を拝見した時、オランジェリー美術館の記事を書いてられて、前にその展示会があった覚えがありサイトを見たら、’98年に渋谷で開催された時に見に行っていましたのでコメントお寄せしました。

カード置き場を見てみると、モネの作品では、このサイトの上から3つ目の「アルジャントゥイユ」のカードを買っていました。睡蓮の大作の展示はありませんでしたが、スケールが、素晴らしいですね。シヴェルニーの「モネの庭」も憧れの場所の1つです。(<a href=http://www.japandesign.ne.jp/HTM/SEMINAR/990113/orangerie-report.html

http://diary.jp.aol.com/3h3mhcxmc/

2007/1/21  9:10

投稿者:takako

>睡蓮の池の一日が4枚の絵で描かれています。
睡蓮の連作、
行った人の話も写真も見た事がありますが、デジタル時代 色がよく
出ています。感謝です。
実際に自分が美術館に立っているように感じられます。
展示室の照明の工夫は言葉で説明されてもなかなか私に見えませんで
したが、やっと 今日こそ 感動してみる事が出来ました。


2007/1/21  3:34

投稿者:ほたる

merinda社長様、いつもありがとうございます。

>オランジェリー美術館のモネ睡蓮の絵。
拡大して何度も拝見しました。

はい。私も、頂いた写真を何度も何度も観ていました。

>現物をこの目で見てみたいですね。

円形にカーブした絵?みたいなので、傍に立って観た方がより一層素晴しいですよね。

>こんなに大きなモネの絵が有ったのですね。

はい。私も話に聞いていただけで、見ていなかったので、改めて凄いと思いました。

>絵を見るのは大好きで、何度か行ったNYの
メトロポリタンではいつもモネの絵の前で長い間足を
止めていたことをを思い出しまた。

メトロポリタンへ行かれたのですか!あそこも広いですよね。
私はボストン美術館で、モネの睡蓮と、港の絵を観ました。
後ボストンにあったのは、日本の衣装を着けた妻のカミーユさんを、
モデルにした『ラ・ジャポネーズ』でした。畳一畳はある大きさで見事でしたよ。

>ルーブルは一度よった事がありましたが、今度は
オランジェリー美術館を見にパリへ行ってみたいですね。

はい。私も絶対行こうと決心しています。夢を叶える為に、明日も頑張って働きます。。

絵画がお好きなmerinda社長様に見て頂けて、この写真を提供して下った、
ミラノのスピンさんも、きっと喜んでいてくれると思います。
また、この次の記事も、貴重な写真ばかりです。
是非、写真をクリックしながらご覧下さると嬉しいです。



☆merinda社長様へ

2007/1/21  3:22

投稿者:ほたる

こひ〜さん、こんにちは。ホントびっくりしますよね。
私も初めてこの美術館の存在を聞いた時、
「え゛っ?」と一瞬、信じられませんでした。

>おお!モネですか!
ってか、デカッ!!

巾12メートルを超えているって、凄いですよね。

>モネの絵ってこんなでかかったんすね。教科書でしか見たことないです。

はい。200点以上描いているので、色々な大きさの絵があると思いますが、
これらは特別ですね。「大装飾画」というか
「壁画」?と言っても良いくらいですものね。

>色合いが綺麗ですな〜点での描写なんですよね?

微妙な色合いを、上手く出していますよね。
私が言うのも僭越ですが、素晴しいです。

私はあまり詳しくなくて、点描というとゴッホのイメージが強いのですが、
モネも自然観察に基づき、自然を光と色彩の集合体としてとらえていたようで、、
技術的には点描法の発展に繋がった…とされていたらしいです。
確かに、大エルミタージュ展で観た「ジェヴェーニーの干草」は、
色を一つずつ置いて行っているというような描き方でした。

エルミタージュ展は、3月から京都で開催です。
W市から京都は遠いですか?京都へ行かれる機会があられたましたら、
是非、行って観て頂きたいです。
睡蓮の本物の絵なら、大阪の和泉市にも
久保惣記念文化財団から寄贈されてあるようですよ。

☆こひ〜さんへ

2007/1/21  3:01

投稿者:ほたる

M&Mさん、南米へご旅行に行かれたら、お話聞かせて下さいね。楽しみにしています。

>ほたるさん、おはようございます。こんな美術館があったのですね。

凄いというか、絶句しますよね。写真を見せて貰ってこの調子ですから、
長年の念願かなって、この場に行ったら心臓が停まるかもしれないです。
(えっ?そんなか弱くないって?←何処かから声が聞こえて来たような・・・)

>私の亡くなった父親は、絵を描くのが好きでした。モネの大ファン
だったので、見せたかったです。

そうでしたか。。ご存命なら親子旅行の目的地にぴったりでしたね。

>特に睡蓮の池の一日に感動しました。池が一日の空や周囲の景色を投影していく様は見事ですね。

睡蓮の池を舞台に光の絵巻が繰り広げられている…そんな感じですよね。
現代だと、ビデオの早送りみたいに、
風景画一日に姿を変えていく様子を、映し出した映像もあるのですが、
モネの絵続けて見ると、動 画のコマ送りように見えますね。
自然と一体になって描かれている…光の画家と言われていたのが良く解りました。

>縦は2メートル、横は大きいので12メートル以上あるなんて凄い。

モネは、比較的長生きでしたが、晩年にこの作品を描いたのですから、凄いと思いました。

>たしか晩年は白内障の手術をして描いたという話を聞いたことが
ありますが、本当に素晴しいの一言です。

そのようだったみたいですね。新しい記事にスピンさんが詳しく書いていて下さっています。

>ほたるさんが行くことがあったら、ぜひ連れてって欲しいので声をかけてくださいね。

私こそ、白内障になる前に行かねば…(笑)。一緒に行って下さるなんて心強いですよ。
フランス語も僅かでも居た時は、すこーーし理解していたはずが、すっかり忘れています。
英語もスペイン語も退化の一途です。。。
。。ま、ボディランゲェッジで何とかなりますか?ね。。




☆M&Mさんへ

2007/1/20  23:06

投稿者:merinda

オランジェリー美術館のモネ睡蓮の絵。
拡大して何度も拝見しました。
現物をこの目で見てみたいですね。
こんなに大きなモネの絵が有ったのですね。
絵を見るのは大好きで、何度か行ったNYの
メトロポリタンではいつもモネの絵の前で長い間足を
止めていたことをを思い出しまた。
ルーブルは一度よった事がありましたが、今度は
オランジェリー美術館を見にパリへ行ってみたいですね。



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