2007/7/13

オールスターNo2… マイク・ローウェルとジョナサン・パペルボン  Boston Red Sox・MLB

メジャーリーグはオールスターゲームも終わり、今週から後半戦に入ろうとしている。メジャーでは球宴でお祭りとは言うものの、たった一試合の勝敗が、今季のワールドシリーズのアドバンテージが懸かっているので、関係者は真剣になる。10日のゲームも今季、セーブの失敗が1度も無い、マリナーズのJ.Jプッツが、2アウトを取った所で味方のエラーが出て、その後(以前、広島にいた)ソリアーノに2ランホームランを打たれ、1点差まで迫られた。アメリカン・リーグ率いるリーランド監督は、それまで投手のイニング途中交代は行っていなかったが、次の打者にフォアボールを与えた後、流石に交代を言い渡した。
クリックすると元のサイズで表示します三塁を堅守するローウェル(7/5)

その時、守備に入っていたレッドソックスのマイク・ローウェルの姿がTV画面に映し出された。ローウェルは、先発メンバーではなかったが、2人目のサードとして途中から登場、ヒットも放って攻守に活躍していた。堅守で有名なマイク・ローウェルは、実は自ら精巣癌から復活し癌基金活動にも意欲的な人間味溢れる選手である。ローウェルは、ドイツ系キューバ人を両親に持ち、キューバで生まれた。その後一家揃ってプエルトリコに亡命、そしてマイアミに移住して育った。ローウェルは、運動神経が抜群だけでなく頭脳も明晰で、フロリダ州立マイアミ大学では、財政学の学位を取得、野球でも大活躍してローウェルの着けた背番号「15」は、フロリダ州立大野球部の永久欠番となっているという。

ジュシュ・ベケットと共に、2003年のマーリンズで、ワールドシリーズ制覇を経験し、苦しい抗癌治療を乗り越えて復帰した後には、トニー・コニグリアー賞(怪我や病気から復活した選手に与えられる賞)を受賞している。2003年から、ローウェルがレッドソックスに加入して以降は、スペイン語も堪能な事から、ドミニカ等のスペイン語圏出身の選手と、英語圏の選手の橋渡し役としての尽力も大きく、彼がいると「ほっ」とするような、チームメイトに安心感をもたらす選手でもある。温厚そうに見えるが実は熱くなる選手である。賢さゆえに要領よく隠し玉の名手としても有名だ。後半戦も攻守に於いて活躍をして欲しい。
ラジコンに興ずるパベルボンクリックすると元のサイズで表示します
(2006.9.26 Fenway)


オールスターゲームで、8回のマウンドを任されたのは、レッドソックスのクローザー、ジョナサン・パペルボンだった。パペルボンは、昨年も脅威の防御率0点台で、オールスターに選ばれていながら投げる機会が無かった為、今回の登板が2年目の正直?となった。今季から先発に転向…という説もあったが、やはりクローザーとして投げる事に決まり、今や不動の守護神となった。防御率は1点台とその強さを示しているが、3Aから這い上がったレッドソックス生え抜きの選手である為、年棒は42万ドルと驚くほど少なく松坂の15分の1にも達していない。だが、パペルボンの投球には、お金の為ではなく、誇りをかけて投げるという気合が見られる。パベルボンの目標は、ヤンキースのクローザー、マリアーノ・リベラだそうで、今後もレッドソックスの守護神として、切れの良いスライダーと、カート・シリングから伝授されたスプリッターで三振の山を期待出来ると思っている。
クリックすると元のサイズで表示します仮装してサインするパペルボン
と、そのサイン(2006/9/21 fenway)
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※記事参考 別冊週間ベースボール他
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