2005/10/28

ロベルト・クレメンテ  Boston Red Sox・MLB

昨日、ワールドシリーズ第4戦、開始前のセレモニーで、発表された、南米出身、ベストナイン(昨日のブログ参照)「ロベルト・クレメンテ」と、名前がコールされ、2人のご子息が登場した。その父、ロベルト・クレメンテは、ピッツバーグ・パイレーツで、3000本安打を記録した名外野手であった。プエルトリコで育ち、メジャーデビューして、カリブ海のヒーローとなった。毎年のように、貧困救済のボランティア活動をしていた、ロベルト・クレメンテは、1972年12月、カリブ海の小さな国「ニカラグア」を襲った大地震の時、率先して救援を呼びかけた。

そして、ロベルト・クレメンテは、自ら、現地に食糧と医療器具を届けようと、飛行機に乗りこむ。しかし、その積みこんだ物資が重過ぎ(一説によると、梱包の仕方が悪く、バランスを崩したらしいとも?)飛行機は墜落。ロベルト・クレメンテは、帰らぬ人となってしまった。享年38才。その後、ロベルト・クレメンテが、つけていた背番号21はパイレーツの永久欠番に指定されている。父の事故当時、幼かったご子息も、30代半ばを過ぎ、名誉ある父親を誇りに思っての登場だった。

1971年創設のコミッショナー賞だった「年間を通して活躍し、社会貢献をした選手に贈られる賞」を、1973年、ロベルト・クレメンテの死に伴い、ロベルト・クレメンテ賞と、改名した。今シーズン、2005年の受賞者は、基金を設立し、地域社会に貢献したアトランタ・ブレーブスのスモルツ投手に決定した。スモルツ本人は「サイ・ヤング賞より価値が有る、最高の賞を頂けて光栄だ。今後も慈善活動を精力的に行い、社会に貢献したい」とコメントした。平和で豊かであるからこそもスポーツを楽しめる。そんな当り前の事に、選手、関係者及び、私達ファンも、改めて感謝するべきと、痛感した。

◎参考 「ベースボールと日本野球」 佐山 和夫著

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