昨日の四国新聞に掲載された

2009/3/31  22:37 | 投稿者: ikkomusic

「変わる 見る 聴く 遊ぶ〜最新AV機器案内」にいつも私が感じていた音楽観が書いてあり、びっくりしました。そう感じているのは私だけじゃないんですねえって素直に思ったわけです。
例えば「地球上のいかなる資源も使わず人間が脳を使って無から生み出し、言語や国境、人種の壁を越えて思いを伝える偉大な発明」とか
「21世紀に入り、音楽はその普及手段を一変させつつあります。従来のレコードやCDといった有形の記録・再生媒体から、インターネットなどからデータをダウンロードする『音楽配信』へ移行しているのです」とか。
でもね、ちょっと違うんじゃない?と思ったのは
「レコードが一般的でなかった19世紀には、楽曲を記号データ化した楽譜が唯一の普及手段でした。演奏をデータ化した音楽配信は考え方こそ違いますが、有形の記録・再生媒体ではない点で共通し、また理にもかなっています。」というくだり。
確かに楽譜は楽曲を記号データ化したものです。が、それを再生するためには才能や長年にわたる訓練が必要不可欠です。ちょっと操作を覚えれば聴けるiPodなどとは全く異なる記録・再生媒体です。有形無形を問わず、いつでもどこでもどんな形でもどんな演奏形態の音楽も聴けるAV機器とはかけ離れたものですね。前回のにも関連しますが、楽譜というものはいずれなくなっていき、楽譜から音楽を読み取る力=ソルフェージュ能力は伝統芸能的職人技となる日もそう遠くはないかもしれません。
0



コメントを書く

名前
メールアドレス
コメント本文(1000文字まで)
URL





AutoPage最新お知らせ