オルゴール夢館

2009/5/6  22:30 | 投稿者: ikkomusic

GWを利用して、美作(みまさか)の後山(うしろやま)にある『現代玩具博物館・オルゴール夢館』に行ってきました。
そこで聴いた『オルゴール・コンサート』について。
ちょっと前置きが長くなりますが・・・私の愛読雑誌は『プリンセス・ゴールド』=夢とロマンと歴史に溢れた女の子用漫画雑誌です(笑)そこに掲載されている漫画に時折出てくる不思議なお店や人里離れた博物館・美術館などにその場所にぴったりの雰囲気を持つ不思議なイケメン(もしくは美女)が登場する設定のパターンがあるんですが、今までは「そんなのフィクション!実際にはいっこない。」と思ってたんです。
ところが!!!いるんですねえ。今日のオルゴールコンサートの解説をしてくださった方☆漫画から抜け出てらしたのかと思いました(笑)100年以上前のオルゴールの解説を、とても自然にソフトに、しかもロマンティックに、そこに来ていた聴衆をまるでそのオルゴールが現役で活躍していた時代に誘うように・・・話してくださるんです。そこにあったオルゴールたちも、100年の時を経てさえもなお、美しい音色歴史とロマンと悲哀に満ちていて素晴らしかったんですが、彼の解説あればこそ!彼がオルゴールたちを愛し、その空間を大切にしていることがすご〜く伝わってきました。
で、その彼が話してたことでう〜んと唸らされたことが一つあります。筒形→円盤形→蓄音機併用型とオルゴールの歴史をたどる中で、それまで音楽の再生機として重要な位置にあったオルゴールが、蓄音機としての用途を併用したものに発展したことがきっかけで皮肉にも衰退の一途をたどることになったのだということです。そしてそれから現在に至るまでのほんの100年足らずの間に蓄音機→レコードプレーヤー→CDプレーヤー→MD・・・PCとそれに関連する再生方法・・・と実に様々な再生機器と方法が生まれては衰退し・・・ということで、オルゴールの歴史から音楽再生の歴史(&人類の進歩の歴史と無常観も?)までが見えてしまい、考えさせられました。
音楽自体には色も形もないし触ることも匂いを嗅ぐこともできません。人間が存在する限り音楽は不滅(変貌は遂げますが)だとは思っていますが、それに関わる『もの』の歴史が存在し形ある『もの』は必ず滅するのだと、いや滅ぶこと自体が歴史?なのだと・・・そしてその『もの』の歴史が音楽の変貌にも深く関わっているのだと・・・感じたわけです。ここまでの100年はこうでした。ここからの100年はどうなりますかねえ。
どうも今日はその不思議なオルゴールコンサートに魅入られたようです。
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