金閣寺の屋根が葺き替えられ、新しくなったというので、
新年に相応しいかと思い、元日に金閣寺へ行って来た。
これまで金閣寺の屋根は黒かったが、葺き替えられて、
ぴかぴかに輝いていた。
手前の鏡湖池から眺める舎利殿は驚くほど美しい。
見所と言えばそれだけだが、行って良かったと思った。
思い立ったらすぐに行けるのが、京都に住んでいて良かったと思う所だ。
体調がまだ戻っていないので駆け足になったが…
元日に金閣寺へ行く人はそんなにいないだろうと思っていたら、
結構人がいたので少し驚いた。
外国人もかなりいた。
フィリピン系?中国系もいた。
予想以上に人がいたので、少し密になるのではないかと怖かったが、
庭は割と広いので、それほど恐れることはなかった。
金閣寺へ行くのはこれで2度目だ。
だが前に行った時の詳しいことは忘れていた。
左大文字を見ながら歩いた記憶があるのだが、
今回はバスの中から左大文字を見た。
入ってすぐに鏡湖池という池があり、
すぐに舎利殿が見える。
池に映る舎利殿がくっきり見える所が一番のビューポイントで、
ここから眺める舎利殿は例えようもなく美しく、
皆が池の手前からカメラを構えている。
葺き替えられた屋根は黒からまるで姿を変えていて、
金色のように輝いていて、前の金閣寺とは見違えるくらいだ。
池を巡り、裏へ回ると、すぐそばまで来て見られるが、
側で見ると相変わらずペカペカである。
側で見ると、これはアトラクション用の建物に見え、
鑑賞用の人工的な建物であることが分かる。
池を挟んで見るのが一番美しいと思った。
山を登って舎利殿を見下ろすと、屋根に白い雪がまだ積もっていた。
大みそかに雪が降り、屋根に雪が積もったそうだ。
その時は雪化粧した金閣寺を見ようと客が沢山押し寄せたそうだ。
その時の大みそかの金閣寺の様子(動画)
京都新聞
https://www.kyoto-np.co.jp/articles/-/459734
京都・金閣寺が雪化粧、黄金と白銀のコラボ
2020年12月31日 8:09
金閣寺というのは、上京区にある相国寺の境外塔頭であり、
(銀閣寺も)
もとは義満の別荘であり、だから寺の体をなしていないのだろう。
正式名称は鹿苑寺といい、金閣寺は通称で、
金ぴかの建物も金閣寺ではなく、舎利殿と言う。
舎利が納められているからであろう。
入場券はお札。
料金は400円(安い)、見所が舎利殿くらいだからかも
パンフレットは日本語・英語・中国語・韓国語のバイリンガル
庭園はかなり広く、小山を登る感じだ。
しかし寺ではない。
寺院の建築がひとつもない。
相国寺は臨済宗の禅寺なので、金閣寺も厳密に言えば、
今は禅寺?なの?だろうか?
不思議な建物であることは確かだ。
けれども新年に相応しく、黄金の輝きを取り戻した金閣を見て、
とても満足出来た。
行ってみようかと思った時、すぐ行けるのが京都のいい所だ。
市バスだと230円…安っ
もうひとつ、夕佳亭(せっかてい)という建物がある。
趣きのある茶室であるが、
人がいるので上手く撮れなかった。
江戸時代のものではあるが、全体はこじんまりした、趣きのある
侘びサビを感じさせる良い建物であった。
まだ体調がもうひとつで、時間もなかったので、ゆっくりは出来ず、
ざっくり見て回っただけだった。
もうすこし回復したらゆっくり見て回りたいと思った。
時間がなく体のことも考えて、帰りにタクシーを使ったら、
3千円近く取られた。高すぎた(T_T)。
金閣寺ってそんなに遠かったのか…
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