珍しく、京都新聞の週に1回配布される子供向けの新聞、
「ジュニアタイムズ」に羽生結弦選手について掲載されていた。
2月28日付け。
京都ゆかりの選手についてはスポーツ欄に記事が出ることがあるが、
羽生選手については(試合があったり、優勝した時以外は)
あまり載ることはないのだ。
子供向けの新聞に大きくカラーで載ることは珍しいので、
写真に撮った。
記事内容は全日本の時のインタビューで、
既出のもので、新しい内容ではないが、
大きな字で、
葛藤を抱えつつ全日本に出場したこと、
北京オリンピックについて、
4回転アクセルを試合で降りたい、
という内容を要領よく、全日本後のインタビューを
短く紹介していた。
とにかく京都新聞に大きくカラーで載ることが珍しかったので、
つい切り抜いた。
京都新聞スポーツのツイートもあった…
https://twitter.com/kyoto_np_sports/status/1365827776868012034
その他、スポーツ欄に大きく載るのは、
京都ゆかりの選手たちで、京都出身の宮原知子選手の記事が、
21年1月24日付で載っていた。
同じく、全日本で表彰台に乗った時に独自に(?)インタビューしたようだ。
大ざっぱにインタビューを切り取り。
カナダで6分間練習をしてから1人ずつ滑るという
練習をして来たことや、
関大は英語学で3月卒業予定だとか、
ご両親が医師だそうで、それについても答えていた。
コロナで厳しい状況の中で、工夫して練習していたことが分かる。
皆大変だったようだ。
空いた時間には塗り絵をしていたとも。
紀平梨花選手も関西なので、大きく記事に出ていた。
21年2月4日づけ。
(コーチの浜田美栄の「スポーツ随想」というコーナーもあった)
その横にやはり宮原選手と、同志社大学の友野一希選手についても、
ちらっと触れられていた。
そして「拝見 スポーツのお宝」という連載記事の15回目には、
「早稲田スポーツミュージアム」が紹介されていた。
ひと言だけ、
「〜フィギュアスケートで2連覇の羽生結弦まで、
積み重ねた五輪のメダルは約60個に上る」
と書いてある。
(それだけだが)
とにかく京都新聞に羽生結弦の名が載るのは珍しいのだ。
全日本選手権の時の記事は、見出しが良かった。
SPの時は、
「羽生盤石 さびぬ表現力」
フリーでは、
「羽生 強く流麗 王座奪還」
どちらもよい見出しで京都新聞を見直した。(上から💦)
ともあれ羽生選手が一人で練習を積み重ね、
「どん底まで落ち切った」
「自分のやっていることが無駄に思える時期がすごくあった」
「一人でやるのはやめようと思った」
と、
一人での練習が苛酷であったことが伺えるジュニアタイムス記事だった。
最終目標は試合で4回転アクセルを降りること、
幻想のままにしたくない、
と、全日本の後で聞いたインタビューだが、
改めてプログラムに4Aを入れることのむつかしさを
感じさせる。
ハードルはとてつもなく高いと思う。
なかなか到達するのは困難なのではないかと思っている。
それでも多分、羽生結弦選手は諦めることなく、
目標が達成されるまで、ずっと、ずっと挑戦し続けるのだろう。
そんな羽生選手が満足のいくプロを滑り切ることが出来るまで、
いつまでも茶の間の片隅からエールを送るのみだ。
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