世界選手権を見ているわけですが。わが地方ではアイスダンスはないことになっています。ペアフリーも…。
去年の世選に比べて男子もゴールデンタイムでとても扱いが良くなっているのは分かるのだけれど、というより日本が強くなって来たので脚光を浴びているに過ぎないのだろうけれど、放送が民放ではどんなにブームになろうが私の好きなアイスダンスは永遠にマイナーなの。
でも私の好きなデイビス・ホワイト組が(アメリカで3位に入ったため世選に)来ているだけでも嬉しいなり。
高橋君の銀メダル、あの大泣きには私もテレビを見ていてもらい泣きした。
ショートプログラムの時も思ったが、いかにプレッシャーが大きかったか。それを如実に物語っていたわねえ。
今回のオペラ座の出来は、全日本やNHK杯よりも悪かった。でもそんなことは重要なことではない。
あんなにきれいに飛んでいた4回転も飛べなくなるのが世選。特に日本で開催されることが、織田選手も含めて余計にプレッシャーになったんだろう。
試合前のインタビューなどでは、そんなことなど微塵も感じさせなかっただけに、あの涙に、本当に潰されそうなまでの重いプレッシャーだったんだと思い知った。
あんな出来で銀メダル?とか言う人には、日本選手だけでなく、どの国の選手もあれほどの重いものを背負って出て来ているのだということが、ついに理解出来ないのだろう。
ジュベールも4回転を1回だけ。
飛ばないのではない。飛べないのだろう。きっと。
それくらいに、動けなくなるのが世選。なのだなあ。きっと。
(ベルナーという、すごい人がいたけど。
彼は最後にこけたし、ショートであまり良くなかったのでメダルに届かなかったのは妥当)
ランビエール選手は去年からわりと好感度は高いのだけど、でも2Aをやるのが気に食わない。プログラムの振り付けの出来が良かったから助けられたのでは。彼もショートの出来が良くなかったので3位は妥当。
ジュベール選手も2Aをやるのがね…、興ざめしてしまうのよ。
その点、高橋選手はとても真面目にジャンプを構成してる。スケーティングスキルは抜きん出ていたと思う。スピンはひどかったけど…
それにしてもモロゾフ出過ぎ。いかにもワシがコーチしてやったからメダル取れたのオーラ飛ばし過ぎ。アピールし過ぎよ。
男同士の熱い抱擁は見ていてなかなか美味しいものがあったわけではあるが。

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