相変わらず手が冷たい。
どのような対策も取れず、冷たい指先でキーボードを打ち、ミスばかりしてどのキーを打っているのかさえ自分で分からない。
そんな寒い2月の風物詩になっているのが、京都駅ビルで行われる階段駆け登り。
いつ頃やっていたか忘れていて、確かお正月頃にやっていたはずという曖昧な記憶だったが、今年は2月16日に行われた由。
あの階段駆け登りはすっかり京都の風物詩になっている。見ていてもとっても楽しい催しだ。
京都駅ビルに、屋上へ向う大階段がある。
駅ビルの構造はとても複雑で、駅の中に劇場やデパートやホテルや何やらがいっぱい入っているので、私にはどこに何があるのか、未だによく分からない。
でも駅階段といえば皆ふんふんと言うほど駅ビルでは有名だ。
駅階段では普段、有名人を呼んでトークショーだの、ライブだのをやっていたりするが、正月明けには階段を利用しての駆け上り大会がいつの頃からか行われるようになった。
実は、私は駅階段がどこにあるのか知らないので(どれを駅階段というのか知らないので…)違う所のことをごっちゃにして言ってるかもしれない…。すみません。
ともあれ大会の主旨は簡単で、ただ単にいかに階段を早く駆け上るかを競う。
4人一組だったかで、いちびりな人はコスプレして参加したりしている。
ただ駆け上るだけなのに、これが面白い。
これに参加するために、日頃訓練する人まで出て来た。
優勝の常連は確か消防士さんだったから、さもありなんだ。
目立ちたいために参加する人から真剣にスポーツとして取り組んでいる人まで雑多で、人気が人気を呼び、ついにテレビで中継するまでになった。
この階段駆け上りは、明らかに新たなスポーツだと思う。
これをオリンピックに含めて欲しいとさえ思っている。
駅の階段は何段あるのか知らないけれど、相当ある。単純でいて、見た目にも面白く、運動量もある。
東京のテレビでよくやってるサスケかヤスケだか知らないが、あんなものより明らかに遥かに優れたスポーツだ。
単純だからこそ優れているのだ。即刻オリンピックに含めるよう、要請して欲しい。

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