この秋になって、各社に新しい人形がラインナップされてる。
久しぶりに注目作がこの秋に集中しているということだろうか。
私が注目しているのはMomokoのWake-upシリーズ、キャッスルのコレクション、FRのミサキなど。
まずジェニーがとうとう終わりになる。
ナイスジェニー誌の最終号が来たのだ。もうどうでもいいような誌面で(泣)。
でもひとつだけ、黒いジャケットを着た見なれぬジェニーがいて、あれはひょっとして新作ジェニー?
というわけで、ジェニーがなくなってしまうのは、本当に悲しいことだ。
今までジェニーで発売されていたようなドレスや小物が、現在は全部リカちゃんに行ってしまった。まことに侘しい限り。
このことは、後々多大な損失となるのではないかと予想するのだが。
Momokoは胸が貧弱で、手が長すぎて、激しく猫背なボディが前々から気に食わなかった。
でもWake-upシリーズの始めのは(人形としては)良かったように思っていた。
私が欲しいと思った時には売り切れていたので、今回のWake-upが欲しいのだけど、第1弾の方が良かったような気がする。
値段も1千円以上値上がりしているし。
Momokoは値段がだんだん上がっていることもあるが、メイクがくどくなっているのがちょっと…だ。
FR日本のミサキの新作は良いと思うのとそうでないのの差が激しいようだ。
私が良いと思うのはあれ。でも好みは人によって違うから何とも言えない。
ミサキも以前より値段がぐんと上がった。
そのくせ、前より人形としての魅力が落ちたような気がする。
私は人形の顔が命、だから思うのだが、ミサキのフェイスメイクがおざなりになって来たような気がするのだ。
前回のシリーズの、実物を見たらなんだか良くなくて萎えてしまったのだ。
自分的に、一番良かったのはオータム・シャンペンとかがあった時のものかな。
ミサキのモールドはとても可愛いから、もっとシンプルな衣裳なり、レオタードなりで発売して欲しいのが望み。
その分魅力的なメイクにしてほしい。
最後にバービーだけど…。
メドゥーサや、ヒッチコックの鳥の実物を見た。
メドゥーサはサンプルよりもシンプルな出来なのが意外でちょっと驚いた。
「鳥」はスーツがとても良く出来ている。
それだけに、人形の頭やスカートに縫い付けられ、外れないようになっているカラスがどうも…。
着せ替え人形ファンで、あんなフィギュアとのあいのこみたいなバービーを欲しがる人が果しているのだろうか、という疑問が涌く。
丁寧に作られた(らしい)スーツが、何か無駄な努力をしているとしか思えない。
ただ、「スーパーガール」が可動ボディだ。
あれはスーツを脱がすとどんななのだろうか。
バービーに可動ボディが徐々に増えて来ているのは、現状のバービーでの唯一の希望か。

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