IgA腎症(CKDステージ3)予後比較的良好群
薬:ディオバンバルサルタン錠40r
食事:たんぱく質51g(17単位)、塩分7g、1500kcal/日 現在は特に食事制限なし
その他:カーヴスで週2回運動

2009/9/23  17:29

『太陽を曳く馬』下巻  

 やっぱり、明円和尚は怖い。

 以下、徒然感想です。

連載時に読んだときも、何ともいえない不気味さを感じたんですけど、再読してもやっぱり怖かった。自分より更に強い神秘体験をしているらしい末永に対して、嫉妬してたのかな。言葉で自殺に誘導する、てことを試してみたとか?と、考えるくらいしか俗人にはできませんでした。それでも、彼が語る彰閑和尚は何回読んでも色っぽい(爆)
 オウム真理教の「お手軽さ」というのは、いろいろな宗教のいいとこ取り。いいとこ取りできる知識はあったんですよね。伝統宗教に比べて敷居が低いという意味では、新興宗教全般に当てはまると。

 吉岡君が「嫌いだ」とはっきり思う合田が好き(笑)。だから、最後の最後で仕事を放棄してしまった合田に喝采。たまにはそのくらいしなきゃ、やってられません。その直後に、元義兄に電話するあたりが更に合田らしい。泣いちゃったのは、話を聞いてもらえたから、かな?そう言えば、元妻を愛していた、と連載中にからなさんから言われて、そうなのかなー?と思いましたが、こうして書籍で一気に読んでみると、確かにそうだったのかも、と。ラカンを薦めて云々という部分は削られていましたが、まあ、とにかく別れて良かったんだから、いつまでもくよくよするのはやめなさい!
 彰閑和尚から息子に宛てた手紙は、何回読んでも悲しい。あれだけ言葉を尽くして問い続け、語り続けても息子には届いてない(だろう)と想像するとね。それでも問うことをやめない彰之に、合田は共感したのかな。最後の手紙で「アハハハハ…」と笑う彰之は、どうしても切れたとしか思えない。

 「検事だと性格が悪くなるから」(by高村さん)と判事になった元義兄ですが、検事を辞めるきっかけになった「鍋」エピソードは、まるっと削除されてました。読み終わってみると、無い方がすっきりしてたなと感じました。きっとあれは連載読者へのサービスだったんですね♪

 再読とはいえ、連載時より読みやすくなっているとはいえ、やはり下巻は難物でした。それでも、ところどころにハッとしたり、ニヤっとしたり、一気に読ませていただきました。私は高村さんの文章が好きなんだな、と改めて感じました。

 次回作では、再び合田が登場するようなので、まだ刑事やってるのかどうかも含めて(笑)、楽しみにお待ちしています。

 そうそう、「アーガマ」という単語が出てくる度に、「UCの続きはどうしたかなあ」と、つい集中力があらぬ方向に引っ張られました(苦笑)。もちろん、この後UCもちゃんと読了しました!
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