つけめん(大盛240g:780円)

最近、色んなラーメン・グルメ系のブログで話題になってる「大伸」さんに、
夜の部オープン初日に行って以来で、久しぶりに寄らさせて頂きました。
今回は、おらのリクエストに、いつも応えて下ってる「いとぴんさん(リンク集にあります)」の所のコメントに、
つけめんを食べた感想を聞いてみたいとコメントを頂いてたので、つけめんを食べようと思い、楽しみにして「大伸」さんに行って来ました。
つけ汁は、とんこつラーメンのお店のつけめんとは思えぬような、
まるで香草スープのような、香り高き清涼感を持ちつつ、薬膳スープのような芳醇な香りも丼の中から漂います。
10種類の香辛料をバランスを考え作り上げたというスープは、一口目でシナモンの風味をまず感じることができ、
そこに、豚骨とはまた違う、煮干し風味をも感じることが出来ます。
表面を覆う油膜の層も、ただの動物系の脂ではなさそうで、
軽やかな口当たりで、重さは全く感じさせずに、オリーブ系なのか?何なのか?ハーブ類のような植物性の風味も、なんとなく感じられように思いました。
麺は、つけ汁にこれまた良く合う、モッチリ感を持った、中太の旨い麺でスルスルとお腹の中に消えて行きます。
煮干し出汁の割スープでつけ汁を割ると、今まで大人味な香辛料からの苦味も香りも感じてたのが、
ふわぁ〜と全体的に柔らかな甘みへと変わって、それが口の中で広がって行き、とても奥深く不思議な変化で旨さの広がりを演出しています。
今までに味わったことないタイプのつけ汁は、香りが豊かで、さらに色んな形での旨さの広がりも感じ、
シナモン以外の香辛料は、いったい何が入ってるのか?もっともっと知りたくなるような興味を抱き、
ときめく恋心に似たようなこの出逢いが、わずかな時を一緒に過ごす間に、
魅力的でエキゾチックな味わいの、つけ汁に魅了されてしまい、とても美味しく頂いて来ました。
