大阪場所も終わり、まもなく桜の季節のはずだが
本当に桜は咲くのか・・・といった感じの
昨今の京の気候である・・・
でも、4月間近は本当のようで
このところ、毎日のように
通園グッズのオーダーを頂いております
トップページにも記載のとおり
まだ、少しは余裕がございますので、
引き続きよろしくお願い致します・・・
ところで、大相撲・・・
舞の海関ではないが、もっと背があれば
関取になっていたかもしれない・・・
という柔道家の父がいたので
シーズン中の我が家のテレビは
いつも相撲中継がかかっていた
茶の間にテレビがあり、卓袱台があり
家長である父が、テレビのチャンネル権を握っている
当たり前の昭和の風景である・・・
子供心に楽しいわけは無かったが
いつの頃からか、私も相撲を面白いと
感じるようになっていた・・・
歴代ひいき力士のトップは、横綱・北の海関
憎らしいくらいに強かったが
インタビューのときの
妙に緊張した面持ちとのギャップが可愛く
(ごめんなさい・笑)
強さに対する尊敬&可愛い
(ごめんなさい・笑)
の二面性に惹かれ
引退するまでず〜っとファンだった
続くは、横綱・千代の富士関
まだ幕内力士のとき、インタビューで
『稽古は嫌い』とおっしゃっていた
その頃は、痩せて確かにカッコよかったが
運動神経に頼り、生意気な感じが嫌味で
(ごめんなさい)
あまり好きではなかったのに
努力の末、横綱となり
風格が出た後の千代の富士関は
まるで別人のようにステキだった・・・
どうやら私は、『尊敬』の文字が重ならないと
ファンにはなれないタイプらしい
三杉磯、出羽の花、旭道山、寺尾・・・
といった二枚目の小兵力士は
見た目の良さは言うに及ばず
【体を張っている】といった緊迫感と
スピード感に惹かれた
強くは無くても、玉の富士関という
まるで錦絵のモデルのように
綺麗すぎる上品な力士であれば
見るだけでうっとり・・・尊敬に値した
その他にも個性的で、素晴らしい力士はたくさんいて
シーズンが待ちきれないほど楽しかった
この人たちが引退し
すっかり相撲は見なくなっていたけれど
中継は、ちょうど息子がお昼寝を終えた時間帯であり
ぐずぐず機嫌の悪いときでも相撲を見せると喜ぶので
機嫌取りのために、また、テレビをつけるようになった
今、注目は、朝青龍・・・
球界で尊敬する人は王選手・・といえば
『わかりやすいな〜』と言われてしまいそうだけれど
日本人の不甲斐なさを見るにつけ
国籍など、全く無意味に思えてくる
北の海関を彷彿とさせるゆるぎない今の強さ・・・
黒星の翌日から、まわしを原点の黒に締め直す
というようなストーリー性のある
遊び心を見せてくれるユニークさも私は好きだ
大陸育ちの奔放さが円熟し
渋色の大きな器に変わる頃・・・
もしかしたら歴代には例を見ない程
超一流の名横綱になってくれるのではないか・・・
否、ぜひともなって欲しい
そんな期待を持たせてくれた今場所だった