2019/3/31

インポシブル・アーキテクチャー展に行ってきました。  今日の展覧会

 そういえば先週書き忘れてたけど、埼玉県立美術館に「実現しなかった建築」の資料を展示する展覧会に行ってきました。お墓参りの帰りに行ったんだけど、意外なことに母も同行。いくつになっても何でも見てやろうという意識は見習いたいところ。

インポシブルアーキテクチャー展hp



 今回の展示には。@実際に建てるつもりで設計されたが、諸般の事情で実現しなかったものA実現を前提とせず、思考実験を通じて住むという事を考察する物B建築というフォーマットで表現された芸術の3種類があって、どの展示も凄く考えされられ。

@では国立競技場のザハ案とかもあり、今の設計と比べてどうかと考えさせられたけど、やはり「第三インターナショナル記念塔」をググって見てほしい。おそらくクレムリンよりも巨大なモニュメントを作ろうとして企画された巨大な塔。共産主義の狂気を感じさせるけど、母曰く「これがあったらモスクワまで見に行きたいわ」と言わしめるほど魅力的なものがある。

Aでは「ベトンハラ・ウォーターフロントセンター」が印象に残ったなあ。箱をつなぐ道ではなく、道そのものを共有空間とする感じ、古代ローマのフォロ・ロマーノとかと発想は近いのかしら。

Bでは会田誠の「シン日本橋」が最高。とにかく画像を見て実現を祈ってください。

 思ったのは、建築だとどのような形であっても「そこにいる自分」を想像するんだよね。その分普段使わない頭が働いてものすごい疲れるんだけど、建築の「効率的ではない部分」の重要性を感じた気がする。人生に効率だけではない価値があるのなら、その舞台である建築にも当然そういう余白が必要なんだよね。
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タグ: 美術



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