2019/9/21

「ワンスアポンアタイムインハリウッド」2019米  今日の映画

 最近テレビで見なくなったものとして、心霊写真特集と、UFOと、ハリウッド実録物がある。昔はハリウッドのゴシップや犯罪とかを普通にテレビでやっていたけど、交通事故とか、子供の動画とか、猫の動画とかにとって代わられた。
 今回の映画のキーになるシャロン・テート惨殺事件も昔テレビで繰り返しやっていたような気がするが、ちょっと後の世代は事件自体を知らないらしい。私自身はこの事件についての本も読んだのですごく関心があったのだが、実際に映画を見てみると、ああ、そういう映画じゃないんだ、と少し拍子抜けしたり。

 かつてのテレビ西部劇スター、リックはハリウッドの変化にうまく乗ることができず、悪役や短髪の役で食いつないでいた。また、リックの専属スタンドのクリフも過去の事件と共演者とのもめごとで仕事が無く、リックの世話係となっていた。
 ある日、リックはプロデューサーからイタリアでの映画撮影を進められ、ついに自分が決定的に墜ちてしまったと号泣する。そして、隣に越してきた新進気鋭の映画監督、ロマン・ポランスキーとその妻のシャロン・テートを苦々しく見つめるのだった…。


 この映画、見た周りの人に聞くと「途中で寝てしまった」とか「途中でトイレに行った」なんて感想が多い。これはこの映画がつまらないわけではなく、途中で入って途中で出るような昔の映画のおおらかなテンポを今に再現してるんだよね。だから、ストーリーが進まない大半の時間も楽しめる。なんなら何シーズンもあるようなテレビドラマになってもずっと見ていられる自信がある。
 なにしろこの映画のコンビ、レオナルド・ディカプリオとブラッド・ピットが素晴らしい。ディカプリオ史上一番チャーミングだし、ブラッド・ピット史上1.2を争うカッコよさである。特にリックが子役と演技をするシーンと、クリフがブルース・リーと対峙するシーンはすごく楽しいシーンだった。
 しかし、シャロン・テートが出てくるという事はマンソンファミリーも出てくる。特に、ダゴタ・ファニングが演じるファミリーのメンバーが出てくると空気が変わる。ファニング姉妹はホント演技が上手いよな。今回はマーゴット・ロビーが演じるシャロン・テートと直接絡むシーンが無いんだけど、いずれがっつり共演してほしいもの。

 ただ、最後のアクションについては「なぜ舞台がリックの家なのか」が気になる。普通に考えればポランスキー邸の方がドラマとして盛り上がると思うのだが。いずれがっつりネタバレで語ることがあるのなら、なぜそうしたのかを聴いてみたいものである。

 タランティーノは映画は10作で終わりにしたいと常々言っているので残りは1本である。最後は何をやるんだろう?今回は出演はしてないと思うけど、最後は自伝的な物も見てみたい気がする。
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タグ: 映画



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