2021/1/18

「羅小黒戦記」2018中  

 今回は2019年に限定公開され超人気だった中国アニメの吹き替え版。洋画は字幕版を見ることが多いんだけど、スパイダーバース以降アニメは吹き替えの方が良いのかなと思っていて、抵抗なく見に行くことができた。

 面白かったけど、評価は保留かな。

 黒猫の姿をした精霊シャオヘイは開発により故郷の森を追い出され街をさまよう。やがて同じ精霊フーシーら仲間たちと合流し暮らすが、謎の男ムゲンの襲撃により仲間と引き離されてしまう。ムゲンに連れられ「館」にむかうシャオヘイ。フーシーとムゲンの戦いの中、シャオヘイは自分自身で大きな選択を迫られることになる。



 日本アニメの影響というのはすでに世界中に広がっており、もはや世界中のアニメの基本的な演出術と言っても良いと思う。しかし、今回のロシャオヘイ戦記が凡百の日本アニメよりカッコイイのは、中国の武侠映画の最良のエッセンスをも取り入れている点だと思う。とんでもないハイスピードでアクションするのだが、「今から何をするか」という事を一瞬で理解できるように見得を切るので、混乱しないのだ。もちろんプロギアみたいに混乱を楽しむタイプもあるけれど、この映画のようにメッセージがある映画では整理された方が良いだろう。

 という事で凄く良いんだけど評価は保留。というより、まだこの物語は未完でありすべてが終わりシャオヘイが大人になった時に評価が定まると思うんだよね。シャオヘイの今回の選択はあくまでムゲンとフーシ―とのどちらを選ぶかの結果であり、彼らが背負う物の選択ではなかったからだ。人間との共存を象徴するムゲンと妖精としての生き方を象徴するフーシー。この戦いは決して今回で終わりだとは思えないのだ。
0



コメントを書く


名前
メールアドレス
コメント本文(1000文字まで)
URL




teacup.ブログ “AutoPage”
AutoPage最新お知らせ