(コメントを沢山有難うございました。プライベートな御質問や内容が多数ありましたので非公開とさせていただきました。あしからず。)
最近ジョン・ローンがどうしているのか、気にする人も居なくなったほど
もう昔の人になってしまったような〜感じです。
思い出話です。

もう20年近く前でしょうか・・・遠い過去だわ。。。
宝塚熱狂的ファンだったころ(今も好きですよ)の話です。
ある時、宝塚劇場楽屋口で出待ちをしていた私は夢のような方と知り合いました。
その方は70歳くらいの紳士で黒のハイヤーで雪組のトップさんを待っていました。
何百人も出待ちをしているファン・・
その方は「明日、ジョン・ローンが来るから一時にそこの角に来なさい。」
と私だけに耳打ちしたのです!
そして杜けあきさんと鮎ゆうきさんを乗せて去ったのです

どこの誰かも分からん、何者だろう・・・うそか〜??誠か〜?

ウソかもしれないけど・・でも宝ジェンヌとお出かけしたし・・・
まんざら変な人でもないだろう・・・でも危うし!疑ってかかるべし。
なんて考えても、結局あくる日、おじ様が指定した帝国ホテルの角に行きました
おじ様は既にいらしていて「お〜来たか」と手を上げて私と握手。
え〜?この人誰?聞けばいいのに、なんだか聞くタイミングが無くて・・・。
「一時半に待ち合わせてるんだ。もうすぐ来るでしょう。・・・・。
宝塚のファンなの?ジョン・ローンって知っていますか?」などなど、話しているとき
現れました、ジョン・ローンが!日比谷公園のほうから歩いてきた=!
野球帽をかぶった地味な格好でしたが
オーラが〜〜〜〜。
私は少し離れた所からおじ様とジョン・ローンと付き人の3人を見ていたら、帝国ホテルでお茶するからと私まで連れて行ってくれたのです。
まだこのおじ様の正体が分からない!なになに〜このシチュエーションは!!
頭がこんがらがったままテーブルに着きましたが、一切口聞けず!上がりモード全開。
お茶がおわってから「ジョン・ローンに宝塚を見せる約束してるので二部のショーだけ見に行きますよ」といって、そのまま4人は劇場へ!(帝国ホテルのまん前)

一部と二部の間の休憩時間に入り、お席は長年ファンの私でも取れない3列目のセンターに!!
何がどうなってるのか分からないまま私はおじ様についてあるく・・・
実は客席に座ったとき恐る恐る「サインを頂けますか」と言ってみた〜〜
「No....later」ダメ、あとでなら・・と。あ〜こんな所で言うんじゃなかった・・と急遽猛反省。
終演後、慌ただしくおじ様が「楽屋に行きますよ」と駆け出しながら4人で楽屋へ。
大好きなジェンヌさんに会える!これは嬉しかったです!!(本音)
その後、彼が暫らく東京に滞在するのでマンションを見たいと言う事から、ある超高級マンションへ下見に行った時の写真がコレです。

この時写真を撮るのは「OK]でした。ついでに「今ならサインもいいよ」とサインをしてもらいました。
ツーショットはダメでした。
ジョン・ローンとは一回だけお会いしたのですが、多分コレを読んでくださってる方には「おじ様」が誰なのか不思議でしょうね。
この日さよならする時に、初めて名詞を頂きました。
あまりに有名な企業の偉い方なので「やっぱりね〜」と思いましたよ。
ヤクザじゃなくて良かった〜
この日からおじ様が亡くなるまでの10年間、おじ様によってどれだけ楽しませていただいたか知れません。ご友人には実業家が多く、私なんかは行けそうにない六本木の高級レストランのオーナーやホテル経営者の方など、沢山紹介していただきましたが、とてもお付き合いのできる方々ではないですし、私もその場限りのご縁と割り切ってました。
バレエ界にも「顔」が通じて、熊川哲也さんを楽屋に訪れたりもしましたよ。そのほか
色々な女優さんや俳優さんに会いました。
特にタカラジェンヌとのパーテイーの企画を任せて頂いたりしたことは、本当に嬉しかったですし光栄ですし幸せでした。
こんなことをどれだけの数、やってきたことか。おじ様には感謝の一語です。
おじ様の入院先にお見舞いに伺ったその一週間後になくなるとは予想がつくはずもなく、訃報を聞いたときは愕然としました。
奥様は動じてらっしゃいませんでしたが、葬儀後に伏せられたと聞きました。
何故、私に声を掛けられたのか。派手な装いの多い宝塚おば様ファンの中で、しろブラウスに黒スカートという真逆な私が目に留まったのかもしれません。そのことは聞いた事がないのでわかりませんが・・・。
あの10年間は今思えば「夢」の中でしたね。
今私はアレはアレ、今は今とちゃんと割り切って暮らしております。
でもあの当時知り合ったジェンヌさんとは今でも続いてます
自慢話のような


・・・気が引けました〜。
最後までお付き合い有難うございました

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