古本屋でふと目についた漫画
しりあがり寿の弥次喜多って
宮藤官九郎初監督作品の原作じゃないの?
怪しげな弥次さんと喜多さんのイラスト
しりあがり寿のセンスが好きなのでちょっと高いけど購入してみた
清水の舞台から飛び降りてみる感じ あはは そんなに高くないか
幸せになりたい、何がリアルなのか知りたいと思って「お伊勢」を目指し東海道を旅する二人・・・
そこには妄想なのか真実なのか(真実ってなにさって感じだけど)、生や死、夢と現実が交じり合ったような不思議な世界の展開の嵐
意味がわからないんだけど頭スッキリっていうか、なんとも不思議な漫画なんです
ちょっと映画が観たくなっちゃったよ
しかもね、私が購入した廉価版は4巻で完結なんだけど、どんどん厚くなるの(笑)
1巻は普通のコミックぐらいの厚さなんだけど、4巻って私の持っている国語辞典より厚い(爆)
読みにくいんだけど、後半はかなりダークな内容なんで一気に読ませたいのかなぁなんて思いながら読んでました
伊勢を目指して旅をする男二人
だけどこの二人、本当に伊勢に行きたいのかなぁ
ほんとのところどうでもいいような二人がとても魅力的です
そもそも旅の全てが誰かの夢なのか
現実って何?リアルって?
私が今パソコンに向かっているのははたして現実なのか
『ソフィーの世界』で読んだデカルト(デカント)の有名な命題
「我思う、ゆえに我あり」(Cogito ergo sum コギト・エルゴ・スム)
これ思い出した
すごく哲学チックなのかもしれない、この漫画
こんな漫画いままで読んだことない
カルチャーショックと感動で打ち震えておりまッスル♪ ★★★★★

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