§芥川ローズさん
ルワンダの虐殺は、宗教ではなくフツ族とツチ族の階級差別が発端みたいです。
この本が、ツチ族女性の主観で書かれているものですから
事実とは違ってるかもしれませんが、、、本ではそのように書かれていました。
その差別が元になって、やっかみや迷信、噂が尾ひれとなって大虐殺へと繋がった、、、
そんな感じです。
ルワンダは元々、ツチ族の王が統治している平和な国でした。(ルワンダの多数派はフツ族)
それがドイツの植民地になって、その後ベルギーの植民地になってから歯車がずれたっていうか、、、。
ベルギーはツチ族の貴族を重用し、人種証明カードなるものをを取り入れたそうです。
このことが支配階級と差別意識を広げた原因だと考えられてるみたい。
当然、教育や収入で差が出来るので人種間で恨み妬みが広がります。だからツチ族が独立へ動き出しすと反乱や暴動が起きるようになって、、、。
1993年の大虐殺以前にも何度か内戦のようなものがあったせいか、この時は既にフツ族が政府を掌握していてツチ族は迫害や殺戮にさらされていたそうですよ!
政府も助けてくれないところで、ただ死ぬだけだった恐怖と絶望は、想像するだけでも恐ろしいです。
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