主人公の少年"リッチー"は田舎で"バーバリー"という女性に出会い、彼女に惹かれて、彼女の家を訪れるが・・・・バーバリーは娼婦だった!純粋な恋を思い描いていたリッチーは結局、バーバリーを殺してしまう・・・

そして・・リッチーは彼女の死体をバラバラにして処理する。
犯罪を犯してしまったリッチーは、警察の捜査から逃げるため、ニューヨークに行く事を決意する!人の多い都会に行けば逃げ切れると考えたのだ。
バーバラは娼婦だが、彼女のことを本気で愛していた男がいた。その男の名は”ライアン”。警察官である。バーバラが突然姿を消したことで(本当は殺されているわけですが)、ライアンは彼女が旅に出たと勘違い。ライアンは、バーバラの行方を探す旅に出る!!
その頃、リッチーはニューヨークでの生活をはじめ、彼女も出来るが・・・彼女には他にも彼氏がいて・・それを知ったリッチーは、ショックでますます病的になっていく・・・
そして・・彼に近づいてきた娼婦を殺害してしまう。
・・・同じアパートに住む麻薬密売人の女性と親しくなったリッチーは、その女性の部屋に入り浸り・・。更には、向かいのアパートに住む娼婦の部屋をのぞき見する病的な毎日を送っていた・・。

その頃、警官”ライアン"はニューヨークに来ていて、”バーバラ”の行方を追っていたが・・・・・ちょうどその時、バーバラのバラバラ死体発見のニュースを聞いてしまう・・・
怒りと悲しみのライアンは、犯人を見つけ出すことを決意! そして、”リッチーが犯人”だと確信したライアンは・・リッチーの住むアパートへと向かった!!!
そして・・・最後は衝撃のラスト!!!

1979年 アメリカ映画 製作総指揮 テディ・カリオフィリス 製作 ジョセフ・ジトー、アラン・M・ブレイブマン 監督 ジョセフ・ビッグウッド 脚本 ロバート・ジェーン 特殊効果 デニス・イガー 出演 イアン・スコット、ジュディス・メリー・バーグマン、ジェームズ・ジョンストン、ローレンス・ターニー
これは凄い作品!!何が凄いって、情け容赦なく、救いようがない乾いた感じの衝撃のラストが凄い!!! 観終わったらビデオを売ってしまおうと思っていたのですが、あまりにイイので手放せなくなってしまったほどです。
作品には独特の雰囲気が漂っています・・それは主人公の少年が病的だからでしょうけど・・人生の・・人間の・・都会のネガティブさ、と言ったら良いのでしょうか・・表現が難しいのですが・・・その雰囲気がいい感じで作品の魅力になっています。
娼婦がたくさん出てくるのでお色気シーンも多し。ゴア・シーンは大したことないと言えば大したことないですが・・・窓にぶつけて・・というシーンが多いです。猫虐待シーンまであります。

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