2011/5/24
「卒論中間発表のレジメ」
今年、私の研究室所属の学部4年生は2人だ。
U.ChiちゃんとT.Shiちゃん。
今日、T.Shiちゃんの卒論中間発表のレジメ
が、ほぼ出来上がった。
(U.Chiちゃんは教育実習中である)
T.Shiちゃんの発表のレジメをまとめるのに
この3週間余り、何度もディスカッションを
繰り返した。もしかしたら、学生さんの中に
は、「ちゃんと指導してくれたら、1〜2回
で済んでいたのに」と考える人が居るかもし
れない。わざと仕上げを長引かせて、何度も
研究室に足を運ばせて意地悪をしている、と
考える人が居るかもしれない(私の研究室に
は、今も昔も、そんな事を考える学生は全く
居ないが)。
私は、レジメを仕上げる事が勉強ではなく、
同じ様な内容の事を何度もディスカッショ
ンを繰り返す事が勉強であると考えている。
それはまるで、音楽の練習を何度も繰り返
すのと、よく似ている! 音楽する事と論
文を書くという事は、かけ離れている様で
実は、よく似ているのだ!
どちらも自分自身を見つめる事である。誤
摩化してはいけないのである!
本日、作業後、T.Shiちゃんに「よく頑張っ
たね!」と声を掛け、頭をなでてあげた。
彼女は、初めてほっとした、そして嬉しい
表情を見せてくれた。
T.Shiちゃん、よく頑張ったね! でもまだ、
油断をしてはいけないよ! もっと良いア
イディアを思い付くかもしれない。
〆切ギリギリまで気を抜いてはいけない!
明日は、院(修士課程)の中間発表だ!

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投稿者:Hamada
竹内先生、こんばんは。
ディスカッションは僕も重要だと考えています。自分の考えを客観的にまとめて相手に伝えることほど、思考することはないと思いますし。
それに、大学で学んでいる以上、教員が答えを言ってしまうのはおかしいですからね!!
僕も常々学部生にこのように言っているのですが、なかなか理解してもらえないようです・・・。