「Terra公演「真夏の夜の夢」に行ってきました」
観劇を含む創作関係
なんとか蓮昌寺の観劇に滑り込んだ(笑)。
というわけで昨夜、いつもと一風変わった観劇を
してきました。
新たな岡山の演劇ユニットというか劇団というかの
「Terra」による演劇を観に行きました。
(えーーとワタシが勘違いしてなけりゃ代表と演出は元「Three Dimensions」の方では・・・?)
今年で9本目。なんと通算で71本目の芝居・企画です!!
さて。
旗揚げ第1作の本作は野田秀樹・潤色の
既成作「真夏の夜の夢」です。
どんな作品かはネットで調べてください。
シェークスピアの「夏の夜の夢」を知ってたり
またファンタジー好きは楽しめると思います。
このユニット、基本メンバーはいるのですが
ほとんどを岡山の主な各劇団から有力メンバーや
フリーの方々が参加しての公演です。
えーーと。チェリー竹島、正式に所属扱いなんだ!
んで。
今回の場所はなんと表町(厳密には田町)の
「蓮昌寺」ってお寺!!
うわーー。
おそらく本来こういう形で
使わせてくれないんじゃない?
よく使わせてもらえたなーー。
んで。
さすがというか、すばらしい舞台でしたね。
岡山の演劇では目にしない
衣装の凝り方やメイクにセット。
よくこれだけのことができたなぁと。
役者もいいメンツ集めてたからだけど
蓮昌寺職員のサポートあってだろうね。
さて。冒頭に滑り込んだというのは
初日予約分で満席につき、
当日券なしということで。
そんなに宣伝してたようには
みえなかったんですけどね。
まぁでも観終わったら
この出来ならそりゃこんだけくるよなと。
ただ、これちゃんと芝居、観れんのか?
っていうくらいフラットすぎて…
そこはやはり工夫して欲しかったかな。
けどこの出来栄えなら次回公演もぜひ観たいなと。
新しい風が岡山演劇界に吹くかなと。
期待してます。
と、同時に。
今回の公演を観終わって感じたのは作品の出来以上に
岡山演劇界の(既存劇団も含め)限界を感じてしまった。
今回や以前公演したcoicoiのようにやる気というか
芝居が何よりも好きな若い演劇人たちが
所属の枠を超えて集合してやっていく。
自分たちの所属する既存劇団ではできないのなら
逆に岡山市の既存劇団はゆっくりと融解し混じり合い、
ユニットではなくひとつの形として
再構成していく時期かもな。
数年後、生き残れるのは4つあるかないか、かも。
倉敷も1つしか残らないかもな・・・。
まぁワタシが心配することでもないですが(笑)。

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