、、、花粉症の話だと思った貴方!大外れ。バンド名の「アレルギー」です。80年代前半、活動期間は短かったけれども、無茶苦茶かっこよかったバンド。僕が所属していたイベント団体ビート・クレージーのライブで良く関西へ来てもらった。バンパイア!とは対バンが多かったし、メンバー同士で仲よしにしてもらっていた。
その後、Vo.宙也くんはDeLaxを結成、Ds.あーちゃん、こと荒木君は一時期P-MODELのドラマーに。非常に残念なことに女性B.のU子ちゃん(これは伏字ではなくそういう「芸名」)は若くして他界してしまった。
さて、その宙也くん率いるバンド「PARALLEL PARADOX」がうちの池袋ライブの翌日に渋谷・屋根裏に出演、しかもルーzzzじゃなかったラウズ=LOUDS(丸ばれやんけ、社長!)も出るというので、一日滞在を伸ばしていって参りました2/25(日)。ちなみにPARALLEL PARADOXが演奏するのは
Turnin' Loose / E.D.P.S.
I Can Tell / FRICTION
夢の中へ / INU
Paranoia / あぶらだこ
タンゴ / 暗黒大陸じゃがたら
Hey! Child / JUNGLE'S
Geronimo / GASTUNK
Loud Machine / THE LOODS
という僕ら世代ストライクど真ん中のヒットパレードカバー曲なんですねえ。バックバンドの演奏もがっちりで凄かったが、何より凄いのは宙也くんのVo.の表現力。全曲オリジナル歌唱者の呪縛を逃れて独自のスタイル=「宙也節」になっているのが凄い。美しい身のこなしなどパフォーマーとしてのエンタメ性もブッちぎり状態。恐れ入りました。僕もFRICTIONのカヴァーやったことありますけど、どうしてもRECK先生の歌唱スタイルを意識してしまう。要するに上記のような濃いバンドの唄を自分の唄に変えてしまうのは困難であって、それをさらりとやった宙也くん恐るべし!ちゅうことですわ。
あと、お客さんで上記アレルギーDs.の荒木君も来ていて、彼とも感激の再会。あーちゃんもことのほか「会えて嬉しい〜」と言ってくれたので、僕もものすごく嬉しくなりました。もう何年ぶりかも忘れてしまうくらい(20年近い?)久しぶりだったのに、宙也くんは全然変わってなくて、この男サイボーグかなんかで年取っていないんでは?と思うくらいで、僕は再度シェイプアップを固く誓いました。でも終演後に化粧が少しはげたあとの宙也くんは談笑すると少し皺があらわれて、ちょっとだけ安心した彼より一歳だけ年上の僕でした(苦笑)

0