たっいっよおが落ちるまで〜拳を握り殴り合って〜
夕暮れじゃなくて雨の中ってのもまた良し。
こういう言い方はあまり好きじゃないんだが、しかし敢えて言いたい。
プリキュアスタッフの皆さん、オレのために今回の話を作ってくれてありがとう!!
と思わず言ってしまいたくなるほど直球ストライクで私の琴線触れまくりです。
いまや萌え、いや燃えアニメはプリキュアのみですなぁ。
せっちゃんがイースだと知って傷心のラブさんを我らがミキタンさんが心を鬼にして闘えと焚きつけます。残念ながら更に傷ついてたまらず家を飛び出すラブ。
フラフラとたどり着いたのは閑散としたドーナツ屋台。メロン味ドーナツの試食をしつつ、わかってるんだかわかってないんだかわからない店主に友人が悪い子ちゃんなのでどうしようと相談を持ち掛けます。
謎の遠まわしな言い方で店主いわく
「罪を憎んで人を憎まず」
しかし
悪口を言われたら大激怒しても良い、とまでは言われなかったが納得のラブ。
己の拳でせつなを非行から立ち直らせるべく占いハウスへ向かいます。
一方のイース、失敗の代償はなんと本日中の死です。こえぇ、ラビリンス怖えぇぞ。
ここであっさりそれを受け入れてしまうのがわからんが、残りの時間をラブとの決着にと占いハウスから出ます。
そば屋に目もくれず行くラブさん。
ついに対峙する二人。
イースは最後のスイッチオーバー。
ラブの変身を待ちます。
ピーチはさすがににこやかにポーズはとらず。
そして始まる拳と拳のぶつかり合い!
防御に徹した3年前とはえらい違いです。
ラブを探す美希&祈里+謎動物x2。
どうやら四葉町の皆さんは、
喋って二足歩行するフェレットと
キュアキュアプリプーと鳴くモコモコした物体を受け入れているようで、いまや往来を走っていても驚きません。
そば屋の情報から駆けつけたミキタン&ブッキーにピーチは言い放ちます。
「手を出すんじゃねぇ!ワシとイースの1対1の勝負じゃけぇのう」
雨も降り出し、ぶつかり合うパワーで衝撃波が起こります。
界王拳っぽいオーラを出し、涙を飛ばしながらも蹴る殴ーる。
自分を偽らず常にプラス思考のラブと一緒に過ごした時間を、イースは最初否定的な言葉で振り返りますが、最後には
「そんなお前が羨ましかった!」と本音が出ます。
イースが死ぬ前にやり残したこと、それはキュアピーチとの決着ではなく、本当の気持ちをラブに伝えたっかたのではないでしょうか。
しかし素直に感情を出せないので拳で伝えます。そして伝わります。
本懐を遂げて力尽き、草原に仰向けになる2人。いや、ここまでやるとは思わなかったが。
やっと思いが通じたイースとプリキュアたち。しかし無情にも書き換えられたイースの寿命が尽きます。
これではまるでピーチとの闘いで死んだみたいじゃないか。
ここでシフォンが謎パワーで赤ルンを召還。
いままで携帯電話が無くて憑依出来なかったのではなく、邪悪な力が邪魔でしたと言い訳し、死んだからOKってことでイース自身に入り込みます。
そしてイースはよくわからんがキュアパッションとして蘇生。
様子を見に来た南西から、復活したからといってラビリンスへ戻るよう調子よく声を掛けられて気分を害しつつ、自分の手は汚れているからといって手を洗いに(嘘)その場を立ち去ります。
プリキュアとして覚醒するも、イースであった時の記憶なり思いがそのまま残ってます。
メビウスへの忠誠はどうなったものやら。
とりあえずようこそプリキュアへ、の招待を拒みます。
(うわこの格好恥ずかしー。慣れるまで人前に出られんわい)
うむ。やはり敵が寝返っても安易に味方に馴れ合わないというのは良し。
ゴウライジャー兄弟を思い出します。
次回、宿無しのせつなを桃園あゆみ母さんが説得するようです。
「私も昔、3人で変身ヒロインやってたんだけど、追加の4人目がなかなか心を開いてくれなくて苦労したものよ…」
と言うかどうかはわかりませんが。

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